第7回 武蔵野ステークス (G3)

レース展開

ロングカイソウが隊列を先導、少し離れた2番手を追走するスマートボーイ

ロングカイソウが果敢に端をきり、後続との差を2馬身以上確保して馬群を引っ張っていく。単独の2番手にスマートボーイが続く。その5馬身以上後ろ、ノムラリューオー、マイネヴィータ、ビーマイナカヤマらが3番手の好位につける。その1馬身後ろ、マイネルブライアンは中団前め。キクノグリッターとジョウノブラボーは中団馬群のちょうど真ん中を併走。ハギノハイグレイドは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、ナリタホマレ、エアピエール、ジェネスアリダーらが10番手。後方5番手でじっくりと折り合いに専念するのはサンフォードシチーとダブルハピネス。後方2番手の位置でじっと我慢して脚を溜めるのはオンワードセイント。少し離れた最後方にグラスエイコウオーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

武蔵野S、ダブルハピネスが4角で先団に並びかけるアグレッシブな立ち回りで重賞ウィナーの称号を奪取

先頭はロングカイソウでリードは2馬身以上。単独の2番手にスマートボーイが続く。2馬身以上空いて、マイネルブライアンが3番手。そのすぐ後ろ、ビーマイナカヤマが4番手。1馬身離れて、ジョウノブラボーとダブルハピネスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、3番手から抜け出したのはマイネルブライアン。そのまま押し切る態勢だったが、先行勢の後ろまで進出していたダブルハピネスが異次元の末脚を炸裂させてマイネルブライアンを差し切ると、最後は半馬身の差をつけてトップでゴールを走り抜けた。2着のマイネルブライアンから1馬身半差の3着には、中団後方の位置から閃光のような末脚を発揮したグラスエイコウオーが入った。そこから3馬身遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたジョウノブラボーが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいたエアピエールが食い込んだ。1番人気のハギノハイグレイドは中団前目にいたがあとひと押しが利かず6着に敗れた。2番人気のスマートボーイは2番手にいたが最後一杯になって14着に敗れた。