第8回 ニュージーランドトロフィー4歳ステークス (G2)

レース展開

サファリキャップがハナに立つ展開、そのすぐ後ろを進むダイタクヘリオスとブランドピート

サファリキャップが先手を取り、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にダイタクヘリオスとブランドピートが並ぶ。その直後、ハントウイッシュとインタースナイパーが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、メジロマドンナとダイカツリュウセイは中団やや前。クロスキャスト、ハギノレジェンド、ミュージックタイムらは中団馬群の真ん中を併走。シンボリガルーダは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を落ち着けて運ぶのはシュバリエ、エイシンアドバンス、ヤマタケサリーら3頭。後方2番手の位置でドッシリと構えるのはトウショウバレット。少し離れたシンガリにフジノパーソナがいる隊列で最初のコーナーを通過。

ニュージーランドトロフィー4歳S、ミュージックタイムが中団前目から力強い末脚を炸裂させて前の各馬をしっかりと交わす

先頭はサファリキャップでリードは2馬身以上。2番手にダイタクヘリオスとブランドピートが続く。その直後、ハントウイッシュとインタースナイパーが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、2番手から抜け出したのは1番人気のダイタクヘリオス。そのまま押し切る態勢だったが、中団前目にいたミュージックタイムが目を見張るような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は後続に1馬身半の差をつけて勝利を収めた。2着には、2番手の位置から持ち前の豊富なスタミナで最後まで敢闘した1番人気のダイタクヘリオスが続き、2着とハナ差の3着には、4番手の位置から天稟のガッツでゴールまで力走したインタースナイパーが入った。そこから1馬身1/4遅れた4着には、後方5番手で直線を迎えたシュバリエが入線、さらに1馬身1/4差の5着には、中団後方にいたシンボリガルーダが食い込んだ。