第1回 シルクロードステークス (G3)

レース展開

スリーコースが隊列を率いる展開、2番手を追走するヒシアケボノとフラワーパーク

端を奪ったのはスリーコース。リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。2番手にヒシアケボノとフラワーパークが並ぶ。その後ろ、エイシンワシントンが4番手の絶好位につける。その1馬身後ろ、ドージマムテキは中団前目。ヤマニンパラダイス、トーワウィナー、トウショウルーイらは中団馬群の真ん中付近を併走。ニホンピロプリンスは中団後方の位置取り。後方2番手の位置で末脚を温存するのはエイユーギャル、キタサンサイレンス、イサミサクラ。しんがりにライデンリーダーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

シルクロードS、フラワーパークが類まれなレースセンスを活かした手堅い走りで重賞初挑戦初制覇を成し遂げる

先頭はヒシアケボノでリードは半馬身。2番手にフラワーパークが続く。そのあと、スリーコースとドージマムテキが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、2番手にいたフラワーパークがとてつもない末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は懸命に食い下がるドージマムテキを3/4馬身振り切りトップでゴールインした。2着のドージマムテキから1馬身差の3着には、途中から先頭に立ったヒシアケボノが入った。そこから3馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えたヤマニンパラダイスが入線した。2番人気のエイシンワシントンは中団前目にいたが最後一杯になって12着に敗れた。