第12回 マイルチャンピオンシップ (G1)

レース展開

エイシンワシントンが馬群を牽引、直後の2番手にヒシアケボノが続く

エイシンワシントンが主導権を握る恰好となり、リードを1馬身ほどキープして集団を牽引。単独の2番手にヒシアケボノが続く。そのあと、ポットリチャードが3番手の絶好位につける。そのすぐ後ろ、スターバレリーナとドージマムテキは好位に取り付く。先団後ろのポジションにいるのはメイショウユウシ。その1馬身後ろ、ノーブルグラスは中団前寄り。マーベラスクラウンとプラチナシチーは中団馬群の真ん中を併走。イナズマタカオー、ビッグショウリ、スーパープレイ、トロットサンダー、メイショウテゾロらは中団後方の位置取り。後方5番手で腰を据えて折り合い重視で運ぶのはニホンピロプリンスとビコーペガサス。最後方にレガシーワールドとトーワダーリンがいる隊列で最初のコーナーを通過。

マイルCS、トロットサンダーが鋭さ光る差し脚を繰り出して下半期マイル王の座に就く

先頭はエイシンワシントンでリードは1馬身。単独の2番手にヒシアケボノが続く。そのあと、ポットリチャード、スターバレリーナ、ドージマムテキらが3番手。1馬身離れて、メイショウユウシが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、8番手から抜け出したのは16番人気のメイショウテゾロ。そのまま押し切るかに見えたが、中団後方にいたトロットサンダーが次元の違う末脚を炸裂させ前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、中団の位置から素晴らしい伸びを見せた16番人気のメイショウテゾロが続き、2着とクビ差の3着には、2番手の位置から天稟の勝負根性でゴールまで力走した2番人気のヒシアケボノが入った。そこから3/4馬身遅れた4着には、後方2番手で直線を迎えた1番人気のビコーペガサスが入線、さらにクビ差の5着には、同じく後方2番手にいたトーワダーリンが食い込み、さらにそこからアタマ差の6着にはドージマムテキが入った。