第33回 エリザベス女王杯 (G1)

レース展開

コスモプラチナがハナに立つ展開、少し間が空いてビエンナーレが続く

コスモプラチナがハナを取り切り、リードを2馬身以上キープして集団を牽引。単独の2番手にビエンナーレが続く。続いて、ピサノジュバンが3番手の絶好位につける。その後ろ、フェアブリーズは好位をキープ。そのすぐ後ろ、リトルアマポーラが好位の一角を形成。先団後ろのポジションにいるのはマイネレーツェルとカワカミプリンセス。その1馬身後ろ、ベッラレイアとレジネッタは中団前寄り。エフティマイアとムードインディゴは中団後方の位置。トレラピッドは後方6番手で前方各馬の動きを静観。レインダンスとトウカイルナは後方4番手に待機して前方各馬をうかがいながらの競馬。後方2番手の位置でじっと我慢して末脚を温存するのはレッドアゲートとアルコセニョーラ。シンガリにアスクデピュティがいる隊列で最初のコーナーを通過。

エリザベス女王杯、リトルアマポーラが鮮やかな取り口で中距離女王の座を射止める

先頭はコスモプラチナでリードは半馬身。2番手にビエンナーレが続く。2馬身以上離れて、ピサノジュバンとリトルアマポーラが3番手。1馬身離れて、フェアブリーズとカワカミプリンセスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたリトルアマポーラが圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身半の差をつけてトップでゴールインした。2着には、先行勢の後ろの位置からビュッと切れる脚を見せた1番人気のカワカミプリンセスが続き、2着と3/4馬身差の3着には、中団の位置から切れ味鋭い末脚を披露した2番人気のベッラレイアが入った。そこから2馬身半遅れた4着には、中団前目で直線を迎えた14番人気のマイネレーツェルが入線、さらにクビ差の5着には、中団にいたレインダンスが食い込み、さらにそこから半馬身差の6着にはムードインディゴが入った。