第41回 フェブラリーステークス (G1)

レース展開

ドンフランキーが先陣を切る形、そのあとに続くイグナイターとウィルソンテソーロ

ドンフランキーが主導権を握る形となり、後続との差を1馬身ほど確保してレースを引っ張っていく。2番手にイグナイターとウィルソンテソーロが並ぶ。そのすぐ後ろ、ドゥラエレーデとペプチドナイルが4番手の好位につける。その1馬身後ろ、シャンパンカラーとオメガギネスは中団前め。2馬身以上離れて、ガイアフォースは中団馬群の真ん中を追走。スピーディキックは中団後方の位置取り。そのあと、ミックファイアが10番手。その後ろ、タガノビューティー、カラテ、キングズソードらが11番手。少し間隔を置いて、後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはセキフウ。さらに少し空いて、後方2番手の位置でひっそりと末脚を温存するのはアルファマム。最後方にレッドルゼルがいる隊列で最初のコーナーを通過。

フェブラリーS、ペプチドナイルが隙のない競馬でダートマイル王の座を獲得

先頭はドンフランキーでリードは1馬身。2番手にイグナイターとウィルソンテソーロが続く。そのあと、ドゥラエレーデとペプチドナイルが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたペプチドナイルが前を交わして先頭に立つとそのまま渾身の力で持ち堪え、最後は後続に1馬身1/4の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、中団の位置から持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたガイアフォースが続き、2着とクビ差の3着には、後方3番手の位置から瞬発力に優れた末脚を披露した13番人気のセキフウが入った。そこからハナ差遅れた4着には、中団後方で直線を迎えたタガノビューティーが入線、さらに半馬身差の5着には、後方4番手にいたキングズソードが食い込んだ。1番人気のオメガギネスは中団前目にいたが失速して14着に敗れた。2番人気のウィルソンテソーロは2番手にいたが最後一杯になって8着に敗れた。