第3回 西日本ダービー (地方重賞)

レース展開

シオジスターが隊列を率いる展開、2番手を追走するウォーターループ

シオジスターが果敢に端を奪い、リードを1馬身ほど保ってレースを進める。単独の2番手にウォーターループが続く。その後ろ、エリザベスセーラが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはアゼツライト。その1馬身後ろ、コーナスフロリダは中団前寄り。マルヨバリオスは中団馬群の真ん中あたりを追走。ライトスラッガーは中団後方の位置取り。そのすぐ後ろ、マイメンが8番手。レマンコは後方4番手で虎視眈々と機をうかがう。後方3番手でじっくりと折り合い重視で運ぶのはスピーディダブル。後方2番手の位置でひっそりと力をタメるのはエムザックヒーロー。シンガリにロンプフェイスがいる隊列で最初のコーナーを通過。

西日本ダービー、コーナスフロリダが後続をぶっちぎる別次元の走りを見せてファンの期待に応える

先頭はシオジスターでリードは1馬身。単独の2番手にウォーターループが続く。その後ろ、エリザベスセーラが3番手。1馬身離れて、アゼツライトが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、2番手から抜け出したのはウォーターループ。そのまま押し切るかに思われたが、中団前目にいた1番人気のコーナスフロリダが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に約12馬身の大差をつけて勝利をモノにした。2着には、2番手の位置から迫力満点の伸び脚で猛進したウォーターループが続き、2着と3馬身差の3着には、8番手の位置から長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったマイメンが入った。そこから1馬身半遅れた4着には、逃げ粘ったシオジスターが入線した。2番人気のエムザックヒーローは後方2番手にいたが伸びが甘くなり7着に敗れた。