巴賞

レース展開

サトノフェイバーが馬群をリードする展開、半馬身差の2番手にファストアプローチが取り付く

サトノフェイバーが端を奪い、体半分のリードで馬群を牽引。2番手にファストアプローチが続く。その直後、マイスタイルが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションに付けたのはカルヴァリオとウインファビラス。その1馬身後ろ、マイネルファンロンは中団前目。ガンコは中団馬群の丁度真ん中を追走。アーバンキッドは中団後方の位置。そのすぐ後ろ、アストラエンブレムとアメリカズカップが9番手。少し間が空いて、ジョルジュサンク、ドレッドノータス、ナイトオブナイツらが11番手。さらにその少し後ろ、後方3番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはカデナ。後方2番手の位置でひっそりと力を温存するのはスズカデヴィアス。殿にマイネルサージュがいる隊列で最初のコーナーを通過。

巴賞、スズカデヴィアスが世間の低い評価を一笑に付す様な力闘を見せて先頭ゴールを果たす

先頭はアメリカズカップでリードは体半分。2番手にサトノフェイバーが続く。その後ろ、ファストアプローチ、ガンコ、アーバンキッドらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、9番手から抜け出したのはナイトオブナイツ。そのまま押し切るかに見えたが、後方3番手にいた13番人気のスズカデヴィアスが強烈な末脚を爆発させてナイトオブナイツを交わすと、最後はクビ差先着してトップでゴールを走り抜けた。2着のナイトオブナイツから半馬身差の3着には、後方2番手の位置から鮮やかな末脚を繰り出したカデナが入った。そこから半馬身遅れた4着には、中団で直線を迎えた1番人気のアストラエンブレムが入線、さらに半馬身差の5着には、中団後方にいたドレッドノータスが食い込んだ。2番人気のマイスタイルは中団前目にいたがいいところなく9着に敗れた。