第41回 東海ステークス (G2)

レース展開

バビットが一団を率いる形、そのあとにウィリアムバローズとオメガギネスが取り付く

バビットが果敢に端を奪い、リードを1馬身ほど保ってレースを進める。2番手にウィリアムバローズとオメガギネスが並ぶ。その直後、ヴィクティファルス、ペプチドナイル、タイセイドレフォン、ゲンパチルシファーらが4番手の好位につける。ミッキーヌチバナ、ビヨンドザファザー、キリンジ、ブライアンセンスらは中団後方の位置取り。サンライズウルスとブラックアーメットは後方4番手で他馬の出方をうかがう。後方3番手で折り合い重視で運ぶのはオーロイプラータ。最後尾にレッドファーロとスマッシングハーツがいる隊列で最初のコーナーを通過。

東海S、ウィリアムバローズが古馬の地力を示す様な迫力十分の走りで初の重賞タイトルを手に入れる

先頭はウィリアムバローズでリードは体半分。2番手にオメガギネスが続く。その後ろ、ヴィクティファルスとペプチドナイルが3番手。1馬身離れて、ゲンパチルシファーとブライアンセンスが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、抜け出したのは2番人気のウィリアムバローズ。そのままウィリアムバローズが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後は後続に1馬身の差をつけて勝利を手にした。2着には、2番手の位置から勝負根性が光る走りを見せた1番人気のオメガギネスが続き、2着と1馬身半差の3着には、3番手の位置からジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったヴィクティファルスが入った。そこからクビ差遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたブライアンセンスが入線、さらにハナ差の5着には、最後方にいたオーロイプラータが食い込んだ。