第33回 CBC賞 (G2)

レース展開

トキオクラフティーが集団を引っ張る形、僅差の2番手にエイシンバーリンとメガミゲランが続く

トキオクラフティーが主導権を握り、僅かなリードで馬群を引っ張っていく。2番手にエイシンバーリンとメガミゲランが並ぶ。その直後、スギノハヤカゼが4番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはエイシンアーバン、ヒシアケボノ、ホクトフィーバス、マサラッキ、フラワーパークら5頭。コクトジュリアンとシンコウフォレストは中団後方の位置。メイショウテゾロは後方4番手に控えて進出の機をうかがう。後方2番手の位置でじっとして末脚を温存するのはカガヤキローマンとサツキムスメ。最後方にイサミサクラがいる隊列で最初のコーナーを通過。

CBC賞、スギノハヤカゼが猛烈な差し脚を繰り出して前の馬たちを軽々とねじ伏せる

先頭はエイシンバーリンでリードは体半分。2番手にトキオクラフティーとメガミゲランが続く。その直後、スギノハヤカゼが4番手。1馬身離れて、ヒシアケボノが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、依然として先頭で粘り続ける2番人気のエイシンバーリン。そのまま押し切るかに思われたが、絶好位にいたスギノハヤカゼが次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は後続に3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。2着には、途中から先頭に立ったエイシンバーリンが続き、2着と3馬身差の3着には、中団前目の位置から息の長い末脚を発揮したコクトジュリアンが入った。そこからハナ差遅れた4着には、同じく中団前目で直線を迎えたフラワーパークが入線、さらに2馬身差の5着には、2番手にいたメガミゲランが食い込んだ。1番人気のシンコウフォレストは後方5番手にいたが伸びきれず8着に敗れた。