第82回 皐月賞 (G1)

レース展開

アスクビクターモアが全馬をリードする形、その直後に続くデシエルト

先頭を走るのはアスクビクターモア。後続を1馬身ほど離して一団を先導。単独の2番手にデシエルトが続く。そのすぐ後ろ、ボーンディスウェイとビーアストニッシドが3番手の好位につける。そこから少し離れたところにダノンベルーガとジオグリフが進む。その1馬身後ろ、キラーアビリティ、ダンテスヴュー、サトノヘリオス、イクイノックスらは中団やや前。トーセンヴァンノとオニャンコポンは中団後方の位置取り。グランドラインは後方6番手で進出の機をうかがう。ラーグルフは後方5番手に控えて前方各馬の動きを静観。後方5番手でジックリと折り合い重視で運ぶのはジャスティンロックとドウデュース。後方2番手の位置でじっと我慢して脚をタメるのはジャスティンパレス。少し離れた殿にマテンロウレオがいる隊列で最初のコーナーを通過。

皐月賞、ジオグリフがロスの少ない走りでクラシックの栄冠を手にする

先頭はアスクビクターモアでリードは体半分。2番手にデシエルトが続く。そのあと、ダノンベルーガ、ボーンディスウェイ、ビーアストニッシド、イクイノックス、ジオグリフらが3番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入って、好位にいたジオグリフが強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身の差をつけてトップでゴールへと飛び込んだ。2着には、3番手の位置からスパッと切れる脚を見せたイクイノックスが続き、2着と1馬身1/4差の3着には、後方4番手の位置から切れ味抜群の末脚を発揮した1番人気のドウデュースが入った。そこからクビ差遅れた4着には、好位で直線を迎えた2番人気のダノンベルーガが入線、さらにクビ差の5着には、逃げ粘ったアスクビクターモアが食い込み、さらにそこからクビ差の6着にはオニャンコポンが入った。