ウインブラスト（1999年生、母フィールディ）
Win Blast
1999.02.23
ウインブラスト（1999年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋突風・爆風」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したフィールディが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方42戦10勝2着11回。主な勝ち鞍は2003年の一般C2。
経歴
デビュー前
当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、ティーエムインターナショナルによって3,202.5万円で落札された。
ウインレーシングクラブにて総額3,800万円（9.5万×400口）で一口馬主が募集された。
高市圭二厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2002年）
6月8日、デビュー戦は大西直宏騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に敗れた。
6月29日、中2週で迎えた2戦目は、L.オールプレス騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に敗れた。
11月24日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、3歳B（金沢ダート1400m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。
12月23日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3 12（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4歳（2003年）
1月8日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したブライアンズスズカを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
4月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、渡辺壮騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたパッションサイト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。
4月21日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺壮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるローレルアビリティを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。
5月6日、中1週で迎えた8戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。
5月13日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺壮騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイシータカオーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月10日、中3週で迎えた10戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C6ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のショウナンマニックに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
6月17日、連闘で迎えた11戦目は、河原國博&清美・還暦記念（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアモルセンチュリアから半馬身差の2着に敗北した。
6月29日、中1週で迎えた12戦目は、7月5日正秋&麻衣子の結婚式 晴れま賞（上山ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリリープレミアムに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。
7月15日、中1週で迎えた13戦目は、青葉城特別（上山ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロスズランに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月15日、中3週で迎えた14戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のジェベルワンダーに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。
8月23日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカカミカゼに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
9月1日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヘリオスヤマトをアタマ差制して怒涛の5連勝を決めた。
9月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月10日、中3週で迎えた18戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般B16（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月11日、中4週で迎えた19戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったマヤノカチドキに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。
11月18日、連闘で迎えた20戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンウインダーから1馬身差の2着となった。
12月2日、中1週で迎えた21戦目は、一般B12（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のナイスラインに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。
12月24日、中2週で迎えた22戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシークレットリガーからハナ差の2着に惜敗した。
5歳（2004年）
1月1日、連闘で迎えた23戦目は、競馬専門紙 エース賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のクラセイザンに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
1月18日、中1週で迎えた24戦目は、セントポーリア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田直樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月9日、中2週で迎えた25戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田直樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
3月1日、中2週で迎えた26戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田直樹騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
3月9日、連闘で迎えた27戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月24日、中1週で迎えた28戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月12日、中2週で迎えた29戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（9戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月19日、連闘で迎えた30戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（11戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月24日、中2週で迎えた32戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月15日、中2週で迎えた33戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月1日、中1週で迎えた34戦目は、一般B7（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモアトムから半馬身差の2着となった。
7月20日、中2週で迎えた35戦目は、一般B6（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリールーデンスに1馬身半の差をつけて9勝目をマークした。
8月9日、中2週で迎えた36戦目は、カンナ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシリアスシーダーからアタマ差の2着に甘んじた。
8月23日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライブリパワーをハナ差制して制した。
9月22日、中1週で迎えた39戦目は、清家義徳騎手を鞍上に迎えて、サルビア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月18日、中3週で迎えた40戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
10月25日、連闘で迎えた41戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（8戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったライブリパワーから半馬身差の2着となった。
11月8日、中1週で迎えた42戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（9戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月29日、中2週で迎えた43戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。
6歳（2005年）
1月1日、中4週で迎えた44戦目は、売店組合名友会 初日の出賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（11戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。