エスワンスペシャル（1999年生、母オハヨウ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、静内酒井牧場から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。同年、静内酒井牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、永村侑によって315万円で落札された。

2歳（2001年）

7月15日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月26日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ナイキペガサスに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中8週で馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた4戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。14着に終わった。

3歳（2002年）

4月17日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月30日、中3週で迎えた8戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったモモイロバンブーから4馬身差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のサワノウィンスターに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、一般D1-6（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のテーストリーガに1馬身の差をつけて優勝

8月21日、中4週で迎えた12戦目は、3歳戦のポラリス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた13戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマノヒマワリから5馬身差の2着となった。

9月18日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2-4（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は竹内仁志騎手（5戦2勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトバーボンから3馬身差の2着となった。

10月1日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、門別ファンクラブ賞（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹内仁志騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2-3（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹内仁志騎手（7戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオノゾミドオリから2馬身差の2着となった。

10月24日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2-2（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹内仁志騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-2（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹内仁志騎手（9戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のマツノヒマワリに1馬身の差をつけて優勝

4歳（2003年）

1月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた19戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 小雨/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤシロダンガンを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

2月1日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るジュテームを上がり0位の末脚でアタマ差だけ差し切って5勝目を手にした。

2月15日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴァリュードラブに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月2日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアンタロウプをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月17日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヴァリュードラブに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中4週で迎えた24戦目は、陽春特設（佐賀ダート1750m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のフシミルーキーをクビ差振り切って7勝目を奪取した。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北村欣也騎手（6戦4勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のヴァリュードラブに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月24日、中2週で迎えた26戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で北村欣也騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチクシダンディを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

6月8日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北村欣也騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパッションスターに2馬身の差をつけて制した。

7月6日、中3週で迎えた28戦目は、三井邦夫騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月27日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカシノマイロードに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

9月27日、中8週で迎えた30戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（9戦6勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マルシゲダイヤに交わされて1馬身差の2着に敗れた。

10月26日、中3週で迎えた31戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、カシノマイロードに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

8月8日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた32戦目は、ラベンダー特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

9月12日、中4週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた33戦目は、ゆり特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（10戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月16日、中4週で迎えた34戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた35戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は鮫島克也騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクラシルスキーを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手中に収めた。

11月20日、中1週で迎えた36戦目は、コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

12月5日、中1週で迎えた37戦目は、バーベナ特別（佐賀ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

6歳（2005年）

1月2日、中3週で迎えた38戦目は、3歳以上A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るタイキオーディンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

1月23日、中2週で迎えた39戦目は、フリージア特別（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（7戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた40戦目は、福寿草特別（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（8戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタカラマイニングに1馬身半の差をつけて優勝

7月24日、約5か月半の休み明けで迎えた41戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

8月15日、中2週で迎えた42戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（11戦6勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

9月3日、中2週で迎えた43戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（12戦6勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月25日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた44戦目は、3歳以上A1 A3 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイブキフォーチュンに4馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

10月22日、中3週で迎えた45戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月6日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた46戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（11戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイシンスペックを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月3日、中3週で迎えた47戦目は、3歳以上A3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリンセスランを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。