ナイスラーク（1988年生、母シャダイラーク）
Nice Lark
1988.06.22
ナイスラーク（1988年6月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナイスダンサー（当時19歳）と交配したシャダイラークが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地21戦5勝2着2回、地方19戦6勝2着3回。1993年の中京競馬場開設40周年記念シリウスステー(オープン)で2着に入った他、1994年のすばるステークス（ウインズ高松開設記念）(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
荻野光男厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1991年）
6月9日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて13着に終わった。
6月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユタカエースに7馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。
11月23日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒロノリズムに約13馬身の大差をつけて休み明け初戦を物にした。
12月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（3戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。
12月21日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（4戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、インターシャルマンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
4歳（1992年）
1月18日、中3週で迎えた6戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の八坂特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（5戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、3着に終わった。
2月15日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（6戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチャンネルフォーに6馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
3月7日、中2週で迎えた8戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、アメジストステークス（中山芝1200m 外回り 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。
3月29日、中2週で迎えた9戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握り、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウホムラに3馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
4月25日、中3週で迎えた10戦目は、栗東ステークス（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北沢伸也騎手（7戦3勝）。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。
5歳（1993年）
1月17日、約9か月の休み明けで迎えた11戦目は、平安ステークス（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で北沢伸也騎手（8戦3勝）。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた12戦目は、羅生門ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北沢伸也騎手（9戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のニシノセイウンに3馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。
2月28日、中3週で迎えた13戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は4戦連続で北沢伸也騎手（10戦4勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。
3月27日、中3週で迎えた14戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（阪神芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で北沢伸也騎手（11戦4勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。
11月6日、約7か月半の休養明けで迎えた15戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北沢伸也騎手（12戦4勝）。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。
11月28日、中2週で迎えた16戦目は、中京競馬場開設40周年記念シリウスステー（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北沢伸也騎手（13戦4勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったユウキトップランに詰め切れず、2馬身差の2着となった。
12月12日、中1週で迎えた17戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で北沢伸也騎手（14戦4勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。
6歳（1994年）
2月5日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、すばるステークス（ウインズ高松開設記念）（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で北沢伸也騎手（15戦4勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。
2月20日、中1週で迎えた19戦目は、ハンデ戦でオープンの淀短距離ステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で北沢伸也騎手（16戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚勢が悪くなり13着に敗れた。
3月19日、中3週で迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンのコーラルステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で北沢伸也騎手（17戦4勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。
7月17日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた21戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で北沢伸也騎手（18戦4勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
9月10日、中7週で迎えた22戦目は、明神繁正騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のシローランドに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。
10月2日、中2週で迎えた23戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシローランドから半馬身差の2着に敗北した。
11月4日、中4週で迎えた24戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノワールドに4馬身の差をつけて7勝目を収める
11月27日、中2週で迎えた25戦目は、鏡野特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタケデンファイターに1馬身の差をつけて8勝目をマークした。
12月11日、中1週で迎えた26戦目は、足摺特別（高知ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7歳（1995年）
6月18日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般A3（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月24日、中4週で迎えた28戦目は、鏡湖特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は明神繁正騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後はナチュラルナインと並んで2着同着となった。
8月13日、中2週で迎えた29戦目は、建依別賞（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（6戦3勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。
9月23日、中5週で迎えた30戦目は、室戸特別（高知ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（7戦3勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月14日、中2週で迎えた31戦目は、一般A3（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で明神繁正騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のサンペガサスに1馬身の差をつけて9勝目を収める
11月3日、中2週で迎えた32戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で明神繁正騎手（9戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。9着に敗れた。
11月25日、中2週で迎えた33戦目は、大岐の浜特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で明神繁正騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンナップラインに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月9日、中1週で迎えた34戦目は、万両特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で明神繁正騎手（11戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のラムセスオーに6馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
8歳（1996年）
1月16日、中4週で迎えた35戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で明神繁正騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月31日、中1週で迎えた36戦目は、冬苺特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で明神繁正騎手（13戦6勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月14日、中1週で迎えた37戦目は、四宮幸志騎手を鞍上に迎えて、紅梅特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったハヤノキックから3馬身差の2着となった。
3月29日、中5週で迎えた38戦目は、蘭春特別（高知ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は明神繁正騎手（14戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月28日、中8週で迎えた39戦目は、一般A3（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で明神繁正騎手（15戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月27日、中8週で迎えた40戦目は、黒尊渓谷特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で明神繁正騎手（16戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。