スワーヴアラミス（2015年生、母ベイトゥベイ）

スワーヴアラミス（2015年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+物語の登場人物名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したベイトゥベイが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。2022年の東海ステークス(G2)に勝利した他、2020年のマーチステークス(ハンデG3)を制するなど、重賞3勝を挙げた。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、NICKSによって7,560万円で落札された。

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

10月8日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

3歳（2018年）

3月11日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

4月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

5月27日、中5週で迎えた5戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、アドマイヤビクターに交わされて4馬身差の2着となった。

6月30日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフローリンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

10月7日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジョースターライトに1馬身3/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2019年）

2月24日、約4か月半の休養明けで迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したノーウェイに3/4馬身届かず2着となった。

3月16日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったエルリストンに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4月13日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

7月14日、約3か月の休み明けで迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの北海ハンデキャップ（函館芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に敗れた。

8月25日、中5週で迎えた13戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの2019ワールドオールスタージョッキーズ第3戦（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のリアリストに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、中2週で迎えた14戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのオークランドレーシングクラブトロフィー（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインユニファイドに6馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

11月17日、中8週で迎えた15戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、福島民友カップ（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2020年）

1月12日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、ポルックスステークス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のハヤヤッコに4馬身の差をつけて制した。

2月8日、中3週で迎えた17戦目は、アルデバランステークス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたロードレガリス決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月31日、中6週で迎えた18戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のクリンチャーをクビ差振り切って重賞初挑戦初制覇を果たした。

5月23日、中7週で迎えた19戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（5戦2勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

10月25日、約5か月の休み明けで迎えた20戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのブラジルカップ（東京ダート2100m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、G3のみやこステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（3戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

6歳（2021年）

3月28日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた22戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は松田大作騎手（6戦2勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

5月22日、中7週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた23戦目は、G3の平安ステークス（中京ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（7戦2勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天資の負けん気を発揮してゴールまで力戦し、5着を確保した。

6月27日、中4週で迎えた24戦目は、大沼ステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったダンツキャッスルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦でオープンのデルマーサラブレッドクラブ賞マリーンステークス（函館ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（9戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一寸刻みに前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のオメガレインボーをハナ差振り切って雨中の激戦を制した。

8月8日、中3週で迎えた26戦目は、G3のエルムステークス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（10戦3勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオメガレインボーを半馬身振り切って2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

9月22日、中5週で迎えた27戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で松田大作騎手（11戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

11月7日、中6週で迎えた28戦目は、G3のみやこステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松田大作騎手（12戦4勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

12月5日、中3週で迎えた29戦目は、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で松田大作騎手（13戦4勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

7歳（2022年）

1月23日、中6週で迎えた30戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で松田大作騎手（14戦4勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオーヴェルニュを半馬身振り切って重賞3勝目を挙げた。

2月20日、中3週で迎えた31戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は10戦連続で松田大作騎手（15戦5勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

5月21日、約3か月の休み明けで迎えた32戦目は、G3の平安ステークス（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で松田大作騎手（16戦5勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

6月29日、中5週で迎えた33戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で松田大作騎手（17戦5勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

8月7日、中5週で迎えた34戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で松田大作騎手（18戦5勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

2022年8月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月11日、中8週で迎えた35戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、富士見オープン（川崎ダート2100m 曇/重）に出走。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のブラヴールに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月23日、中5週で迎えた36戦目は、Jpn2の浦和記念（浦和ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた37戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/不良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

8歳（2023年）

1月3日、中3週で迎えた38戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったエルデュクラージュに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中3週で迎えた39戦目は、Jpn1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた40戦目は、S3のブリリアントカップ（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したランリョウオーに3/4馬身届かず2着となった。

5月17日、中3週で迎えた41戦目は、S3の川崎マイラーズ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアイウォールを差し切れず、2馬身差の2着となった。

6月21日、中4週で迎えた42戦目は、短夜賞（船橋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したギガキングにアタマ差届かず2着に甘んじた。

8月9日、中6週で迎えた43戦目は、S3のフリオーソレジェンドカップ（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月27日、中6週で迎えた44戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、Jpn2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

12月7日、中9週で迎えた45戦目は、S2の勝島王冠（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、5着に終わった。

9歳（2024年）

1月18日、中5週で迎えた46戦目は、S3の報知グランプリカップ（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた47戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

5月9日、約3か月半の休み明けで迎えた48戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、コスモバルク記念（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったベルピットに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

6月20日、中5週で迎えた49戦目は、赤レンガ記念（門別ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月15日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた50戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で落合玄太騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

8月25日、中5週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた51戦目は、イヌワシ賞（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で落合玄太騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた52戦目は、コントレイル・プレミアム（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で落合玄太騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったニシケンボブを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

11月7日、中5週で迎えた53戦目は、来年も門別でJBC2歳優駿特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で落合玄太騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。