セタノキング（1991年生、母オキノサヤカ）

セタノキング（1991年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のキンググローリアス（当時5歳）と交配したオキノサヤカが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）鍋掛牧場。戦績は、中央平地50戦7勝2着4回、地方29戦13勝2着8回。2001年のさくらんぼ記念(G3)に勝利した他、1999年のさきたま杯(G3)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

9月11日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。15頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のヘイセイムテキに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月24日、中5週で迎えた2戦目は、3歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルタクトに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

12月12日、中3週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳G1の朝日杯3歳ステークス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レース及びG1級競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンのホープフルステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

3歳（1994年）

1月9日、中1週で迎えた6戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた7戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

9月11日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、4歳以上900万下の利根川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（3戦2勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、4歳以上900万下の茨城新聞杯（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（4戦2勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

10月23日、中2週で迎えた10戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したノーブルグラスにクビ差届かず2着となった。

11月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のダービーベターに1馬身1/4の差をつけて3勝目を収める

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の市川ステークス（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったユーフォリアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（1995年）

1月16日、中4週で迎えた14戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、アレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

2月4日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦の金蹄ステークス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（4戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた16戦目は、内外タイムス杯（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（5戦1勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月8日、中5週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の春風ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（6戦1勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた18戦目は、丹沢ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（7戦1勝）。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

10月15日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月5日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のダイイチノボルに2馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。

5歳（1996年）

10月13日、約10か月半の休養明けで迎えた22戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた23戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したタイキフォレストにクビ差届かず2着に甘んじた。

11月24日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の矢作川特別（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は嶋田高宏騎手（8戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、勝ったトーヨーシアトルに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

6歳（1997年）

1月12日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初凪賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユーワミラージュを圧倒的な末脚で半馬身差し切って5勝目を手に入れた。

2月15日、中4週で迎えた27戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、橿原ステークス（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた28戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月30日、中2週で迎えた29戦目は、アクアマリンステークス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた30戦目は、フィリピン・トロフィー（中京ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月2日、約5か月半の休み明けで迎えた31戦目は、ブラジルカップ（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

12月6日、中4週で迎えた32戦目は、4歳以上1600万下の北総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

7歳（1998年）

1月5日、中3週で迎えた33戦目は、5歳以上1600万下の門松ステークス（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では徐々に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のファンドリリョウマを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月7日、中4週で迎えた34戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 雨/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた35戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は横山典弘騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を炸裂させて、最後は2着のテセウスフリーゼに1馬身半の差をつけて7勝目を獲得した。

4月5日、中5週で迎えた36戦目は、竹秋ステークス（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（10戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

9月2日、約5か月の休養明けで迎えた37戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したテセウスフリーゼを捕まえ切れず、5馬身差の2着となった。

9月30日、中3週で迎えた38戦目は、G2の東京盃（大井ダート1200m 雨/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（7戦3勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず14着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた39戦目は、橋本広喜騎手を鞍上に迎えて、神無月ステークス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた40戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本広喜騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8歳（1999年）

1月10日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、G3のガーネットステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（11戦1勝）。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（12戦1勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンの仁川ステークス（阪神ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は橋本広喜騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた44戦目は、佐宗応和騎手を鞍上に迎えて、東風ステークス（中山芝1600m 外回り雨/不良）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた45戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（13戦1勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンのオアシスステークス（東京ダート1600m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（14戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

9月2日、約4か月半の休み明けで迎えた47戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパーソナリティワンに1馬身半の差をつけて悲願の重賞初制覇を果たした。

10月2日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた48戦目は、ギャラクシーステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

10月19日、中1週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた49戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（5戦2勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた50戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、G3の根岸ステークス（東京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた51戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（阪神ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9歳（2000年）

1月29日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた52戦目は、銀嶺ステークス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

2月12日、中1週で迎えた53戦目は、ハンデ戦でオープンのすばるステークス（京都ダート1400m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた54戦目は、ハンデ戦でオープンの東風ステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦0勝）。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月17日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた55戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のウエノマルマドンナに1馬身半の差をつけて休養明けの一戦を物にした。

10月17日、中3週で迎えた56戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、オパール特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったセントアトラスから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中3週で迎えた57戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中勝春騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた58戦目は、一般A（上山ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンシーバードに4馬身の差をつけて優勝

12月14日、中1週で迎えた59戦目は、地方重賞の山形記念樹氷賞（上山ダート2300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールメモリーに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10歳（2001年）

5月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた60戦目は、一般A2（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードモナークに5馬身の差をつけて久々の一戦をモノにした。

6月5日、中4週で迎えた61戦目は、一般A（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木義久騎手（4戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセントリックに約14馬身の大差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月19日、中1週で迎えた62戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（上山ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったインターフラッグから2馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた63戦目は、地方重賞の酒田まつり賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（5戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のセタノスターに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月15日、中5週で迎えた64戦目は、地方重賞の花笠まつり賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のニッケルスイソに6馬身の差をつけて勝利をモノにする

9月18日、中4週で迎えた65戦目は、地方重賞の以上山城大賞典（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（7戦7勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったニッケルスイソから1馬身半差の2着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた66戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木義久騎手（8戦7勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノモトーレに1馬身の差をつけて重賞2勝目を挙げた。

11月13日、中3週で迎えた67戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木義久騎手（9戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のカガヤキローマンに2馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

12月11日、中3週で迎えた68戦目は、地方重賞の山形記念樹氷賞（上山ダート2300m 雪/不良）に60kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で鈴木義久騎手（10戦9勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のファイブビーンズに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11歳（2002年）

5月6日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた69戦目は、ハクピット号杯（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木義久騎手（11戦10勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のインターフラッグをクビ差制して破竹の4連勝を決めた。

6月2日、中3週で迎えた70戦目は、地方重賞の酒田まつり賞（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木義久騎手（12戦11勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセタノスターに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月23日、中2週で迎えた71戦目は、地方重賞の東北サラブレッド大賞典（水沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木義久騎手（13戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

7月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた72戦目は、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木義久騎手（14戦12勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったトーヨーリンカーンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月30日、中2週で迎えた73戦目は、かすみちゃん28歳誕生日記念!!（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木義久騎手（15戦12勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月18日、中2週で迎えた74戦目は、地方重賞の花笠まつり賞（上山ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったスノーエンデバーからアタマ差の2着に甘んじた。

9月3日、中1週で迎えた75戦目は、地方重賞の以上山城大賞典（上山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月1日、中3週で迎えた76戦目は、G3のさくらんぼ記念（上山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（16戦12勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月29日、中3週で迎えた77戦目は、地方重賞の以上杉まつり賞（上山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヨノショウリから3馬身差の2着に敗北した。

11月12日、中1週で迎えた78戦目は、地方重賞のラ・フランス賞（上山ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（17戦12勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスパートクロスから1馬身半差の2着となった。

12月10日、中3週で迎えた79戦目は、地方重賞の山形記念樹氷賞（上山ダート2300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（18戦12勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。