カンキョウジェット（1986年生、母ハチマルジエツト）
Kankyo Jet
1986.04.10
カンキョウジェット（1986年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のカネミノブ（当時12歳）と交配したハチマルジエツトが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木 加代。戦績は、中央平地11戦1勝、地方45戦10勝2着10回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上900万下。
経歴
デビュー前
馬場義高厩舎（荒尾）へ入厩。
2歳（1988年）
12月20日、デビュー戦は頼本盛行騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアローハツピーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
3歳（1989年）
1月22日、中4週で迎えた2戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月5日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、福島幸広騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンワシヨウリから半馬身差の2着に敗北した。
3月19日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた5戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロジンオーに4馬身の差をつけて2勝目を挙げた。
4月17日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のニックエンペラーに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
5月15日、中3週で迎えた7戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（5戦3勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったリンボーエクセルから1馬身半差の2着に敗れた。
6月4日、中2週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後はラッキーアンバーと並んで1着同着となった。
6月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のロツクイメージに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。
7月24日、中4週で迎えた10戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオードムーンから4馬身差の2着に敗北した。
7月31日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトダンスから半馬身差の2着に敗北した。
8月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトシノラスターに半馬身の差をつけて6勝目をゲットした。
9月10日、中3週で迎えた13戦目は、サファイヤ特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月2日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミスイートから3馬身差の2着となった。
10月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトダンスから4馬身差の2着に敗北した。
10月29日、中1週で迎えた16戦目は、真島元徳騎手を鞍上に迎えて、オパール特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノフアミリーに1馬身の差をつけて優勝
11月11日、中1週で迎えた17戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島元徳騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月9日、中3週で迎えた18戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアトミックレーサーをクビ差制して優勝
12月24日、中1週で迎えた19戦目は、中島記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（7戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミジヤクソンから3馬身差の2着となった。
4歳（1990年）
1月7日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（8戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウドナルドから2馬身半差の2着に敗北した。
1月21日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月4日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（10戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月18日、中1週で迎えた23戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（11戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。
3月4日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（12戦2勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月25日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田順治騎手（13戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメーカーボーイからアタマ差の2着となった。
5月14日、中6週で迎えた26戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、初夏特別（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月28日、中1週で迎えた27戦目は、伊藤浩臣騎手を鞍上に迎えて、揖斐川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月5日、中4週で迎えた28戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、岐南町長杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月23日、中2週で迎えた29戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、恵那峡特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月30日、中4週で迎えた30戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、数河特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月10日、中1週で迎えた31戦目は、ききょう特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のワイズダンサーに3/4馬身の差をつけて9勝目を手にした。
10月4日、中2週で迎えた32戦目は、高山特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミジヤクソンから4馬身差の2着に敗北した。
10月25日、中2週で迎えた33戦目は、神無月特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた34戦目は、安房特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリユウホオシヨウに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。
5歳（1991年）
1月12日、中8週で迎えた35戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスリーエースコバンをクビ差振り切って優勝
2月16日、中4週で迎えた36戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の宇治川特別（京都ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。
3月16日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の壇之浦特別（小倉芝2600m 曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は清山宏明騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に敗れた。
6歳（1992年）
2月2日、約11か月の休養明けで迎えた38戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。
2月23日、中2週で迎えた39戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。
3月8日、中1週で迎えた40戦目は、5歳以上900万下の洲本特別（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は清山宏明騎手（3戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。
3月29日、中2週で迎えた41戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。
4月11日、中1週で迎えた42戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の姫路特別（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。
4月26日、中1週で迎えた43戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の祇園特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（6戦1勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。
5月3日、連闘で迎えた44戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた45戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。
12月27日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた46戦目は、田口輝彦騎手を鞍上に迎えて、スポニチ杯（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。
7歳（1993年）
1月15日、中2週で迎えた47戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、北海道・笠松ジョッキーカップ（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月28日、中1週で迎えた48戦目は、ガーネット特別（笠松ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月9日、中1週で迎えた49戦目は、バレンタイン特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田口輝彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月25日、中1週で迎えた50戦目は、紅梅特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田口輝彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
3月9日、中1週で迎えた51戦目は、弥生特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田口輝彦騎手（4戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月5日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた52戦目は、日刊スポ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田口輝彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月21日、約3か月半の休養明けで迎えた53戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田口輝彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月1日、中9週で迎えた54戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で田口輝彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月24日、中2週で迎えた55戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、一般B2ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた56戦目は、一般B2ロ（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は田口輝彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。