エクセルマウンテン（1996年生、母スピードサカエ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、神山幸博から「北海道6月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。同年、神山幸博から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、主取によって円で落札された。

2歳（1998年）

7月27日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は500kg。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のカネショウダイコクを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

10月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、宮浦正行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のぎんもくせい特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた3戦目は、2歳オープンの’98ゴールドジュニアー（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

12月4日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（1999年）

1月1日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの’99ゴールデンステッキ賞（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

1月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮浦正行騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で宮浦正行騎手（5戦0勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず3着に終わった。

3月23日、中5週で迎えた8戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮浦正行騎手（6戦0勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮浦正行騎手（7戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月10日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、一般C1五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮浦正行騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で宮浦正行騎手（9戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったカツノリテンダーに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で宮浦正行騎手（10戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2000年）

2月1日、中7週で迎えた13戦目は、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮浦正行騎手（11戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた14戦目は、一般C1四（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月21日、中2週で迎えた15戦目は、一般C1五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったハネダフラッシュを3/4馬身捉え切れず2着となった。

5月9日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1四五六（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（12戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた18戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

7月10日、中6週で迎えた19戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は宮浦正行騎手（13戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい10着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮浦正行騎手（14戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のトモロウストーンをアタマ差振り切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

8月16日、中3週で迎えた21戦目は、葛飾区特別（大井ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で宮浦正行騎手（15戦1勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

8月28日、中1週で迎えた22戦目は、はくちょう座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮浦正行騎手（16戦1勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月26日、中3週で迎えた23戦目は、フレンドシップジョッキー（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（4戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた24戦目は、早見多加志騎手を鞍上に迎えて、オリオン座特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

11月19日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた25戦目は、殿田倫之騎手を鞍上に迎えて、一般B1（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月5日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた26戦目は、一般B1（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で殿田倫之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月17日、中1週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた27戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で殿田倫之騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエーブプロテインを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って3勝目を挙げた。

5歳（2001年）

1月4日、中2週で迎えた28戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で殿田倫之騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンダンスを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

1月16日、中1週で迎えた29戦目は、米山哲郎騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップヴイーナス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた30戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米山哲郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のユキホンザンをクビ差制して5勝目を収める

2月21日、中1週で迎えた31戦目は、名古屋チャレンジカップヘラクレス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で米山哲郎騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月27日、約6か月の休み明けで迎えた32戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、オリオン特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた33戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた34戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた35戦目は、レグルス特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた36戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はインターターゲットと並んで2着同着となった。

11月3日、中1週で迎えた37戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた38戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインターターゲットを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。

12月3日、中1週で迎えた39戦目は、能登特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレオスティークを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って制した。

12月25日、中2週で迎えた40戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したワイエスボーイを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗れた。

6歳（2002年）

1月7日、中1週で迎えた41戦目は、ほくてつニューイヤーカップ（金沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるキクノライデンを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた42戦目は、オリオン特別（金沢ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で中川雅之騎手（10戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキヌガサドリームを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた43戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で中川雅之騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた44戦目は、フェニックス特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で中川雅之騎手（12戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。