ポットスペシャル（1992年生、母フアーストポツト）

ポットスペシャル（1992年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリフアーズスペシヤル（当時12歳）と交配したフアーストポツトが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ポット牧場。戦績は、地方46戦25勝2着6回。1998年のサラブレッド大賞典(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宇都宮徳一厩舎（荒尾）へ入厩。

4歳（1996年）

3月4日、デビュー戦は田中隆仁騎手を鞍上に据えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲクラシックに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月11日、連闘で迎えた2戦目は、橋本幸次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲクラシックに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

3月17日、連闘で迎えた3戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本幸次郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のピアグリーンに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3月31日、中1週で迎えた4戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で橋本幸次郎騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサファリキングに2馬身半の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

4月14日、中1週で迎えた5戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のホリノボーイに6馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

5月3日、中2週で迎えた6戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドファンタムに7馬身の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

5月18日、中1週で迎えた7戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシンボリに4馬身の差をつけて無傷の7連勝を決めた。

6月3日、中1週で迎えた8戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は橋本幸次郎騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のカルストンツバサに2馬身の差をつけて無傷の8連勝を決めた。

10月27日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルタカシンボリに3馬身の差をつけて無傷の9連勝を決めた。

11月17日、中2週で迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（4戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイドセプターに3馬身の差をつけて無傷の10連勝を決めた。

12月7日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルダイスターに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

5歳（1997年）

1月20日、中3週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた14戦目は、フエニツクス特別（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（8戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月22日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（9戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデマジョルカに1馬身の差をつけて制した。

10月25日、約8か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中隆仁騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のナンブナセルに7馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

11月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中隆仁騎手（11戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナンブナセルに4馬身の差をつけて制した。

12月7日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で田中隆仁騎手（12戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトテシオに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6歳（1998年）

1月4日、中3週で迎えた19戦目は、地方重賞のサラブレッド大賞典（荒尾ダート2500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で田中隆仁騎手（13戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマドロスから4馬身差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた20戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウダイボーイに4馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

2月22日、中4週で迎えた21戦目は、つばき特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（14戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトキワキングに半馬身の差をつけて勝利数を17に伸ばす

3月15日、中2週で迎えた22戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（15戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた23戦目は、ハンデ地方重賞の開設70周年記念（荒尾ダート2150m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（16戦11勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月2日、中4週で迎えた24戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中隆仁騎手（17戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギコバンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

5月16日、中1週で迎えた25戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中隆仁騎手（18戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノリーブに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月8日、中2週で迎えた26戦目は、中岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中隆仁騎手（19戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミルラブリーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月7日、約5か月の休み明けで迎えた27戦目は、サラブレッド大賞典トライアル（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で田中隆仁騎手（20戦14勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた28戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中隆仁騎手（21戦14勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギコバンに2馬身の差をつけて優勝

12月13日、中2週で迎えた29戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中隆仁騎手（22戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のリンデンミサイルに1馬身の差をつけて勝利数を22に伸ばす

12月27日、中1週で迎えた30戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で田中隆仁騎手（23戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7歳（1999年）

1月31日、中4週で迎えた31戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で田中隆仁騎手（24戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤナギコバンから1馬身差の2着に敗北した。

2月15日、中1週で迎えた32戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で田中隆仁騎手（25戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラヒミコから6馬身差の2着に敗北した。

2月28日、中1週で迎えた33戦目は、つばき特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田中隆仁騎手（26戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったナムラヒミコから2馬身半差の2着に敗北した。

3月28日、中3週で迎えた34戦目は、ハンデ地方重賞の開設71周年記念（荒尾ダート2150m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で田中隆仁騎手（27戦16勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月2日、中4週で迎えた35戦目は、田島宗典騎手を鞍上に迎えて、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナギコバンに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月27日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、サラブレッド大賞典ステップ（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島宗典騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた37戦目は、根子岳特設（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（28戦16勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノメモリーから1馬身差の2着となった。

8歳（2000年）

1月9日、中1週で迎えた38戦目は、大観峰特別（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（29戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウコンから1馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中3週で迎えた39戦目は、フェニックス特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（30戦16勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた40戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は田島宗典騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、約9か月半の休養明けで迎えた41戦目は、中岳特設（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（31戦16勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフミノラッキーに1馬身半の差をつけて休養明け初戦を物にした。

9歳（2001年）

1月7日、中4週で迎えた42戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた43戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、東北地区騎手招待特別（荒尾ダート2150m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオギトップオーをアタマ差制して勝利数を25に伸ばす

2月20日、中3週で迎えた44戦目は、高岳特設（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は田中隆仁騎手（32戦17勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月25日、中4週で迎えた45戦目は、ハンデ地方重賞の開設73周年記念（荒尾ダート2150m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中隆仁騎手（33戦17勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月29日、中4週で迎えた46戦目は、阿蘇高岳カップ（荒尾ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中隆仁騎手（34戦17勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。