カシーパウエル（1989年生、母ロングリリー）
Kashi Powell
1989.04.26
カシーパウエル（1989年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルジヨージ（当時14歳）と交配したロングリリーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は中田 英樹。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方36戦10勝2着8回。主な勝ち鞍は1994年の筑紫野賞(B1)。
経歴
デビュー前
内藤繁春厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1992年）
4月25日、デビュー戦は溝橋秀吉騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。
4歳（1993年）
2月7日、約9か月半の休養明けで迎えた2戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝橋秀吉騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったホクザンダンディーにねじ伏せられて3/4馬身差の2着となった。
2月20日、中1週で迎えた3戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に敗れた。
3月13日、中2週で迎えた4戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。
3月20日、連闘で迎えた5戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。
4月25日、中4週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1200m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は溝橋秀吉騎手（3戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。
5月8日、中1週で迎えた7戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1400m 外回り 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。
6月28日、中6週で迎えた8戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマノアニスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
7月5日、連闘で迎えた9戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月17日、中1週で迎えた10戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったカゲショウボーイから2馬身半差の2着に敗北した。
7月25日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリノーブルに半馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
9月4日、中5週で迎えた12戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のキョウワメロディに1馬身の差をつけて3勝目を掴み取った。
9月20日、中1週で迎えた13戦目は、かささぎ賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のタハラセイリューに1馬身半の差をつけて4勝目を掴み取った。
10月23日、中4週で迎えた14戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のウィステリアキングに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
12月13日、中6週で迎えた15戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦3勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月26日、中1週で迎えた16戦目は、大島静夫騎手を鞍上に迎えて、中島記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1994年）
1月8日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトシフレンドに1馬身半の差をつけて6勝目を掴み取った。
2月6日、中3週で迎えた18戦目は、アメジスト特設（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（5戦4勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。
9月5日、約7か月の休養明けで迎えた19戦目は、4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（6戦4勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
9月18日、中1週で迎えた20戦目は、サファイヤ特設（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（7戦4勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月2日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（8戦4勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマニマコから4馬身差の2着となった。
10月23日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（9戦4勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシュガーからアタマ差の2着に惜敗した。
11月5日、中1週で迎えた23戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフラストリーズンに3/4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
11月19日、中1週で迎えた24戦目は、筑紫野賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（11戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のテルノアマゾンに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月25日、中4週で迎えた25戦目は、4歳以上A1 A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（12戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフラストリーズンに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
6歳（1995年）
1月22日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（13戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシュガーから2馬身差の2着に敗北した。
2月5日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（14戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月19日、中1週で迎えた28戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（15戦7勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズエンバラから1馬身半差の2着となった。
3月26日、中4週で迎えた29戦目は、大天山賞（佐賀ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（16戦7勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月22日、約7か月の休み明けで迎えた30戦目は、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で山口勲騎手（17戦7勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシュガーから約12馬身差の2着となった。
11月5日、中1週で迎えた31戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で山口勲騎手（18戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
11月19日、中1週で迎えた32戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山口勲騎手（19戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後はダンツサファイアーと並んで3着同着となった。
12月10日、中2週で迎えた33戦目は、天山賞（佐賀ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山口勲騎手（20戦7勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングオブザロードから5馬身差の2着となった。
7歳（1996年）
1月7日、中3週で迎えた34戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山口勲騎手（21戦7勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月21日、中1週で迎えた35戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で山口勲騎手（22戦7勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月18日、中3週で迎えた36戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は20戦連続で山口勲騎手（23戦7勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
6月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた37戦目は、吉井浩和騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったニホンピロナーリーからクビ差の2着となった。
7月7日、中1週で迎えた38戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井浩和騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
8月4日、中3週で迎えた39戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井浩和騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のブリニスヤマトに1馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。
8月18日、中1週で迎えた40戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井浩和騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月22日、中4週で迎えた41戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井浩和騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月13日、中2週で迎えた42戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉井浩和騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた43戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉井浩和騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。