ストロングネオ（2006年生、母ビルトシェーン）

ストロングネオ（2006年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したビルトシェーンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方29戦14勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2六七八。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月9日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のUAE賞（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

11月30日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

3歳（2009年）

2月22日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

3月15日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦したが、5着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/重）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

10月11日、約4か月半の休み明けで迎えた9戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月20日、中5週で迎えた10戦目は、佐藤裕太騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

12月10日、中2週で迎えた11戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヤギリプリンセスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月17日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のステップアンドゴーに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

4歳（2010年）

7月23日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた14戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したメジャーキングダムにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月10日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3一二（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のインディパーチャーに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

9月29日、中2週で迎えた16戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリモワンショットを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利をモノにする

5歳（2011年）

6月16日、約8か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C3一二三（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月24日、連闘で迎えた18戦目は、江川伸幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテイエムゴッタマシに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月22日、中3週で迎えた19戦目は、一般C3一二イ（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江川伸幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシャコームサシに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江川伸幸騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のダンシングキングに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で江川伸幸騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2五六（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で江川伸幸騎手（4戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では超凡な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は山田信大騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のフレンチをアタマ差振り切って7勝目を収める

10月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2三四（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで持ち堪えて、最後は2着のエミリアビスティーに2馬身の差をつけて制した。

6歳（2012年）

12月7日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg減らして迎えた25戦目は、一般C3一（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったヤワタサンデーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7歳（2013年）

1月8日、中4週で迎えた26戦目は、一般C3五六イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（5戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた27戦目は、王者の眼差し賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（6戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したエイアイファンに半馬身届かず2着に敗北した。

2月13日、中1週で迎えた28戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスイッチスタイルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

4月1日、中6週で迎えた29戦目は、一般C3九十イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったフリートイーグルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月2日、中3週で迎えた30戦目は、一般C3八九（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のサキノキングオーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月8日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3五六ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフジハヤブサに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月31日、中2週で迎えた32戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島大輔騎手（4戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマダムプレジデントを鬼脚でクビ差だけ差し切って断トツ人気に応えた。

6月19日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2七八（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で真島大輔騎手（5戦4勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のコロンブを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

8歳（2014年）

3月19日、約9か月の休み明けで迎えた34戦目は、スマホで楽天競馬（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で真島大輔騎手（6戦5勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

4月10日、中2週で迎えた35戦目は、粧子還暦おめでとう記念（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で真島大輔騎手（7戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

5月8日、中3週で迎えた36戦目は、一般C2九十（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で真島大輔騎手（8戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた37戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るスガノタイトルを凄まじい末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

6月18日、中3週で迎えた38戦目は、一般C2四五（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（9戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。