バンシュウクイン（1987年生、母ニユースピリツト）

バンシュウクイン（1987年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハギノカムイオー（当時8歳）と交配したニユースピリツトが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）大沢育成牧場。戦績は、地方34戦24勝2着5回。主な勝ち鞍は1991年のムーンレディー特別(C1)。

経歴

デビュー前

畠中功厩舎（中津）へ入厩。

3歳（1990年）

9月3日、デビュー戦は栗崎孝史騎手を鞍上に据えて、一般C（中津ダート1180m 曇/稍重）に出走。馬体重は410kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月10日、連闘で迎えた2戦目は、一般C（中津ダート1180m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗崎孝史騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のソウシユーサガミに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、連闘で迎えた3戦目は、一般C（中津ダート1180m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で栗崎孝史騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月24日、連闘で迎えた4戦目は、山田保騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1180m 曇/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカンスイペドロスに1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月7日、中1週で迎えた5戦目は、一般C（中津ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は栗崎孝史騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジンアルフアに4馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

10月14日、連闘で迎えた6戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で栗崎孝史騎手（4戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のハヤテダリアに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月1日、中6週で迎えた7戦目は、櫻木英喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のブレイクダウンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月9日、連闘で迎えた8戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山田保騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルサンファーストから3馬身差の2着となった。

12月16日、連闘で迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は栗崎孝史騎手（5戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のライトバージヨンに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1991年）

1月5日、中2週で迎えた10戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、初夢特別（中津ダート1620m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブレイクダウンから半馬身差の2着に敗北した。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルトクローズに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は栗崎孝史騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワプロストをハナ差制して8勝目を手に入れた。

2月11日、連闘で迎えた13戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗崎孝史騎手（7戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピークロスに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、うぐいす特別（中津ダート1760m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で栗崎孝史騎手（8戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のシングルソロンに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月22日、中7週で迎えた15戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンアンサーに4馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロオリードに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

5月14日、連闘で迎えた17戦目は、一般C3ニ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイフアストに4馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のトリキウスターに8馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のシンマサムネに2馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

6月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ロ（上山ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小国博行騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のファストマーチに5馬身の差をつけて10連勝を達成した。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2イ（上山ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で小国博行騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカーレンベルグに8馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

7月21日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で小国博行騎手（7戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフアーストキヤツプから1馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中3週で迎えた23戦目は、渡辺正治騎手を鞍上に迎えて、東北リーディングジョッキー招待（上山ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシユツセカイドウに約14馬身の大差をつけて勝利を手中に収めた。

9月26日、中5週で迎えた24戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、ムーンレディー特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のバイオレットマコに3馬身の差をつけて勝利数を19に伸ばす

10月16日、中2週で迎えた25戦目は、オパール特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトムキッドから1馬身差の2着に敗北した。

11月11日、中3週で迎えた26戦目は、トパーズ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のドラゴンラリーに2馬身半の差をつけて優勝

12月5日、中2週で迎えた27戦目は、一般B2二（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のテイードラゴンをクビ差制して勝利数を21に伸ばす

5歳（1992年）

6月11日、約6か月半の休養明けで迎えた28戦目は、葵特別（船橋ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のピノキオーに6馬身の差をつけて久々の実戦を物にした。

7月9日、中3週で迎えた29戦目は、クイーン賞（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。12着に敗れた。

6歳（1993年）

2月16日、約7か月半の休養明けで迎えた30戦目は、フラワーライン特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリファーズウイナーに1馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

3月26日、中4週で迎えた31戦目は、弥生特別（船橋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた32戦目は、ダイヤモンド特別（船橋ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウチグシケンからクビ差の2着に甘んじた。

8月4日、約3か月半の休養明けで迎えた33戦目は、葉月特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で佐藤隆騎手（9戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のエアーズフォンテンに3/4馬身の差をつけて勝利数を24に伸ばす

8月18日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、葉月特別（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で佐藤隆騎手（10戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。