サンキョウヘイロー（2002年生、母サンキョウナスカ）

サンキョウヘイロー（2002年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時7歳）と交配したサンキョウナスカが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者はエスティウィンファーム。戦績は、地方41戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は2005年の3歳F62。

経歴

デビュー前

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2004年）

12月28日、デビュー戦は川本裕達騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は508kg。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

3歳（2005年）

1月18日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川本裕達騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川本裕達騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はショウナンペガサスと並んで2着同着となった。

3月10日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川本裕達騎手（3戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

3月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川本裕達騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川本裕達騎手（5戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて13着に終わった。

5月11日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川本裕達騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で川本裕達騎手（7戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

6月9日、中0週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で川本裕達騎手（8戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月6日、中3週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた10戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳F52（園田ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた11戦目は、3歳F5（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で廣瀬航騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた12戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳F62（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマザーロックに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月21日、中2週で迎えた13戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般F7（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエアースティックに1馬身半の差をつけて制した。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、ボス&グリコ友好特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のネイティブセイコーに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月1日、中3週で迎えた15戦目は、一般E6（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したファイブスプレンダを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般E6（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスルガロイターに3馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

10月30日、中1週で迎えた17戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の黒潮菊花賞（高知ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

11月5日、連闘で迎えた18戦目は、別府峡特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（4戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のジェドエフラーに1馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。

11月26日、中2週で迎えた19戦目は、一般D7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、逃げるハヤザキを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

12月4日、連闘で迎えた20戦目は、一般D6（高知ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のチェリーキングをハナ差振り切って6勝目を収める

12月17日、中1週で迎えた21戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、有機の学校記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に終わった。

12月25日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アップワードにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2006年）

1月3日、連闘で迎えた23戦目は、花本騎手誕生日特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

1月14日、中1週で迎えた24戦目は、一般D3（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は花本正三騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカアナパリに1馬身の差をつけて7勝目を収める

1月21日、連闘で迎えた25戦目は、愛鳥ちいちゃん特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた26戦目は、立春特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

2月11日、連闘で迎えた27戦目は、一般Dイ（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマウントクックを捕まえ切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中3週で迎えた28戦目は、一般C6（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は花本正三騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したゼンノオーロラを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

3月19日、連闘で迎えた29戦目は、一般C4（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた30戦目は、一般C4（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で花本正三騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のチェリーキングを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

4月29日、中3週で迎えた31戦目は、みどりの日特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で花本正三騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアトンを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた32戦目は、堅田雅仁騎手を鞍上に迎えて、新緑特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイティファイヤーに2馬身の差をつけて制した。

6月4日、中2週で迎えた33戦目は、晶子オマエだけは特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で堅田雅仁騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堅田雅仁騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた35戦目は、愛の献血やまもも特別（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堅田雅仁騎手（3戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた36戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、あさがお特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のクインバスターに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする

8月15日、連闘で迎えた37戦目は、カンナ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた38戦目は、コスモス特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた39戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

10月14日、中3週で迎えた40戦目は、おみなえし特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた41戦目は、頑張れ花本龍一騎手（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。