ナリタマッキンリー（1998年生、母プチアノ）

ナリタマッキンリー（1998年3月31日）は、日本の競走馬。毛色は栗毛。種牡馬のStorm Bird（当時20歳）と交配したプチアノが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方35戦7勝2着6回。主な勝ち鞍は2003年の日本農業新聞特別(一般B3-2)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ハクツ牧場から「北海道7月当歳市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ハクツ牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、サラブレッドトレーディングによって3,150万円で落札された。

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2000年）

11月25日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1700m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

3歳（2001年）

9月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

10月23日、中6週で馬体重を前走から24kg戻して迎えた4戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスミントに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月30日、連闘で迎えた5戦目は、一般D2-1（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったレインボートライからハナ差の2着に甘んじた。

11月29日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、一般D1-2（門別ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2002年）

4月11日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったホッカイラファエロからアタマ差の2着となった。

4月29日、中2週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた8戦目は、一般D1-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドマイニングから5馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般D1-4（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったコイノイタダキから3/4馬身差の2着に敗北した。

6月6日、連闘で迎えた11戦目は、一般D1-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウタンポポに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2-3（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のエイコウイーグルに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

7月16日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1-2（旭川ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で服部茂史騎手（6戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウゴールドから5馬身差の2着に敗北した。

8月13日、中3週で迎えた14戦目は、名寄ゆきわらべ特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で服部茂史騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた15戦目は、ふらのクリーンライス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で服部茂史騎手（8戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンデーカロから7馬身差の2着に敗北した。

9月11日、中1週で迎えた16戦目は、門別とねっこの湯特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で服部茂史騎手（9戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた17戦目は、日高軽種馬農業協同組合特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は藤倉寛幸騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた18戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（10戦2勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

10月23日、中1週で迎えた19戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、三石町農業協同組合特別（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた20戦目は、清畠特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月21日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた21戦目は、門別短距離特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（12戦2勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2003年）

4月10日、約4か月半の休み明けで迎えた22戦目は、一般C3-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（13戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月24日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた23戦目は、一般C3-1（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（14戦2勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた24戦目は、雪印ストリングチーズ特別（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（15戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた25戦目は、ひばりが丘特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた26戦目は、天馬街道特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は服部茂史騎手（16戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のラバリールームをクビ差制して4勝目を獲得した。

6月17日、中1週で迎えた27戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、どさんこ騎手招待（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のアカネブライアンに2馬身の差をつけて制した。

7月3日、中1週で迎えた28戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、上川生産連特別（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた29戦目は、愛別きのこ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斉藤正弘騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた30戦目は、アルゴル特別（旭川ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で斉藤正弘騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のダイヘイゲンをクビ差制して6勝目を獲得した。

9月2日、中2週で迎えた31戦目は、カノープス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斉藤正弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた32戦目は、日本農業新聞特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斉藤正弘騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミトキカゼに1馬身半の差をつけて優勝

10月1日、中1週で迎えた33戦目は、静内川特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（17戦3勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月9日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた34戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6歳（2004年）

1月2日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた35戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

1月13日、中1週で迎えた36戦目は、平圭洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた38戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三野孝徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。