リッカブレーブ（2004年生、母カパルア）
Rikka Brave
2004.01.12
リッカブレーブ（2004年1月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勇気」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時15歳）と交配したカパルアが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は阿部 栄乃進。戦績は、中央平地11戦0勝、地方33戦12勝2着6回。主な勝ち鞍は2010年の福山・高知連携 明光丸シリーズ一戦(一般C8)。
経歴
デビュー前
鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2007年）
2月24日、デビュー戦は松岡正海騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい12着に終わった。
3月10日、中1週で迎えた2戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。
3月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。
5月12日、中6週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
6月10日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。
4歳（2008年）
4月16日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスカイポイントから半馬身差の2着に敗北した。
4月22日、連闘で迎えた7戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムテルスターからクビ差の2着となった。
8月10日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、駒草特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月20日、中0週で迎えた10戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月12日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2-9（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のダイワグリーズに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
5歳（2009年）
2月7日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg絞って迎えた12戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
2月28日、中2週で迎えた13戦目は、一般C2-10（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月3日、中8週で迎えた14戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。主導権を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい17着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず17着に終わった。
12月27日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた16戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に終わった。
6歳（2010年）
3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。
4月18日、中3週で迎えた18戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、一般C13（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のテイエーゴールドに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。
5月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C10（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のジェニーナに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
5月15日、中1週で迎えた20戦目は、ばら祭シリーズ ビッグダディ（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアラナミに5馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
5月29日、中1週で迎えた21戦目は、福山・高知連携 明光丸シリーズ一戦（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のファンドリプライドに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。
12月11日、約6か月半の休養明けで迎えた22戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。
7歳（2011年）
2月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた23戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の甘木特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。
3月21日、中2週で迎えた24戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は岡崎準騎手（4戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったミラクルバレーから3馬身差の2着に敗北した。
3月28日、連闘で迎えた25戦目は、一般C7ホ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡崎準騎手（5戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のオパールエンプレスに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
4月17日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡崎準騎手（6戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のフォークダンスに3馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。
4月24日、連闘で迎えた27戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡崎準騎手（7戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のグランプリオージーに3/4馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。
5月7日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡崎準騎手（8戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた29戦目は、福山・高知連携いろは丸シリーズ九戦（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡崎準騎手（9戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月21日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた30戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、マツヨイグサ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。
10月26日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、メイビーズエイムに交わされて2馬身半差の2着となった。
11月10日、中1週で迎えた32戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。
12月1日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた33戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。
8歳（2012年）
1月26日、中7週で迎えた34戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。
2月18日、中2週で迎えた35戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-20（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のイサミスマイルに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。
3月10日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマイチアリダーに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。
4月13日、中4週で迎えた37戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のフェリスヴァーズに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
5月4日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘したが、3着に終わった。
5月12日、連闘で迎えた39戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。
6月1日、中2週で迎えた40戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（4戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メイショウトキワにクビ差交わされて2着に甘んじた。
6月17日、中1週で迎えた41戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は川島拓騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。
7月8日、中2週で迎えた42戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではひたひたと前との差を詰めて、最後は2着のヴィグラスハンターをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。
8月5日、中3週で迎えた43戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（6戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したメイショウトキワを捕まえ切れず、アタマ差の2着に惜敗した。
8月19日、中1週で迎えた44戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。