キャノンサーブ(1997年生、母サムライレディー)

Cannon Serve

1997.03.07

キャノンサーブ(1997年3月7日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー(当時8歳)と交配したサムライレディーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方32戦10勝2着7回。主な勝ち鞍は2001年の年の瀬特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(1999年)

12月11日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬中山ダート1200m 晴/良)に出走。馬体重は450kg。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着を確保した。

12月25日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬中山芝1200m 外回り 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手(1戦0勝)。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に敗れた。

3歳(2000年)

1月9日、中1週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利中山ダート1200m 曇/良)に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて9着に敗れた。

3月20日、中9週で迎えた4戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの弥生特別高崎ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた5戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマルチベスト特別浦和ダート1400m 雨/良)に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

8月12日、約4か月半の休養明けで迎えた6戦目は、4歳高崎ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は金井正幸騎手(1戦0勝)。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったツルギゴゼンから1馬身半差の2着に敗北した。

9月9日、中3週で迎えた7戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5高崎ダート1400m 曇/稍重)に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月31日、約4か月の休養明けで迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、4歳C2水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のチョウカイパープルに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4歳(2001年)

1月6日、連闘で迎えた9戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、4歳C2水沢ダート1300m 曇/不良)に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月14日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2水沢ダート1300m 曇/良)に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2水沢ダート1300m 晴/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(1戦1勝)。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガジョーアイレンから5馬身差の2着となった。

5月4日、連闘で迎えた12戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、一般C2水沢ダート1300m 晴/良)に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた13戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったヴィンテージイヤーからアタマ差の2着に甘んじた。

5月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のコウギョウコーラスに1馬身の差をつけて優勝

6月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2盛岡ダート1400m 雨/良)に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手(2戦1勝)。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアスワンリッチから4馬身差の2着に敗北した。

6月17日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手(3戦1勝)。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2水沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手(4戦1勝)。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲートウエーランドから1馬身差の2着となった。

7月8日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2水沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手(5戦1勝)。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手(6戦1勝)。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフクノランバーに3馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

8月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手(7戦2勝)。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナンシーをクビ差制して4勝目をマークした。

8月17日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手(8戦3勝)。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1水沢ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は村上忍騎手(2戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゲイリーヒーローをアタマ差制して先頭ゴールを果たした。

9月16日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1水沢ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手(3戦2勝)。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は陶文峰騎手(9戦3勝)。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニチジュウモガミをクビ差制して6勝目をつかんだ。

11月8日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2四ア浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は見沢譲治騎手(1戦0勝)。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のスーパーアポインタに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

12月4日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2二イ浦和ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手(2戦1勝)。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったグリーンアレに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

12月20日、中1週で迎えた27戦目は、年の瀬特別船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手(3戦1勝)。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、グングンと末脚を伸ばして、最後は2着のアマゾンオメガに2馬身の差をつけて8勝目を収める

5歳(2002年)

1月15日、中3週で迎えた28戦目は、初春特別浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手(4戦2勝)。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた29戦目は、一般C1五浦和ダート1400m 晴/稍重)に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手(5戦2勝)。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスピードケビンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて9勝目を掴み取った。

4月3日、中7週で迎えた30戦目は、一般C1三浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手(6戦3勝)。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月14日、中5週で迎えた31戦目は、一般C1三浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手(7戦3勝)。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のブルーベッカをハナ差振り切って10勝目を達成した。

6月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C1三四川崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は8戦連続で見沢譲治騎手(8戦4勝)。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1二浦和ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は9戦連続で見沢譲治騎手(9戦4勝)。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

7月22日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた34戦目は、やぎ座特別大井ダート1590m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は10戦連続で見沢譲治騎手(10戦4勝)。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

7月31日、連闘で迎えた35戦目は、一般C1三浦和ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は11戦連続で見沢譲治騎手(11戦4勝)。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、スズフォーレルに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。