キシュウライナー（1984年生、母キシユウジヨオー）
Kishu Liner
1984.05.24
キシュウライナー（1984年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のデイクタス（当時17歳）と交配したキシユウジヨオーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は浦新牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着2回、地方46戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は1988年の5歳以上400万下。
経歴
デビュー前
坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1987年）
1月31日、デビュー戦は清水英次騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったダイゴアルファに詰め切れず、約17馬身差の2着となった。
2月21日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清水英次騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったトウホーサリーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
3月15日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で清水英次騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアグネスシルバーを半馬身振り切って初白星を挙げた。
4歳（1988年）
1月5日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた4戦目は、5歳以上400万下（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で清水英次騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。
1月31日、中3週で迎えた5戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で清水英次騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。
2月13日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で清水英次騎手（5戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のクリアールックスに2馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。
3月12日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で清水英次騎手（6戦2勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。
3月27日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上900万下の赤穂特別（阪神芝1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で清水英次騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。
9月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた9戦目は、北川和典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（阪神ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に敗れた。
10月2日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の川西特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は清水英次騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。
12月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた11戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンライズスキーから1馬身差の2着となった。
5歳（1989年）
1月24日、中3週で迎えた12戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月6日、中1週で迎えた13戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
2月20日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のツインビーに1馬身半の差をつけて3勝目をマークした。
3月16日、中2週で迎えた15戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、若草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4月5日、中2週で迎えた16戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は原洋順騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のラッシュアンドゴーに6馬身の差をつけて4勝目を奪取した。
4月27日、中2週で迎えた17戦目は、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターライジンから4馬身差の2着に敗北した。
5月9日、中1週で迎えた18戦目は、若葉特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原洋順騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドフリオンに1馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。
6月2日、中2週で迎えた19戦目は、木曽川特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原洋順騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた20戦目は、白ばら特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で原洋順騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月30日、中1週で迎えた21戦目は、A2 B1-2（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月9日、連闘で迎えた22戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は原洋順騎手（7戦2勝）。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月26日、中1週で迎えた23戦目は、一般A2 B1（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月14日、中2週で迎えた24戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は坂口重政騎手（2戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月30日、中1週で迎えた25戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は原洋順騎手（9戦2勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月13日、中1週で迎えた26戦目は、オータムカップ（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（10戦2勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月18日、中4週で迎えた27戦目は、オパール特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原洋順騎手（11戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月2日、中1週で迎えた28戦目は、井上孝彦騎手を鞍上に迎えて、みのり賞（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月10日、連闘で迎えた29戦目は、安房特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は原洋順騎手（12戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
11月23日、中1週で迎えた30戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月17日、中2週で迎えた31戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月29日、中1週で迎えた32戦目は、さざんか特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
6歳（1990年）
1月13日、中1週で迎えた33戦目は、新春短距離特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は原洋順騎手（14戦2勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月12日、中3週で迎えた34戦目は、雪割草特別（笠松ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で原洋順騎手（15戦2勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
2月24日、中1週で迎えた35戦目は、アメジスト特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で原洋順騎手（16戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月26日、中8週で迎えた36戦目は、樋口富男騎手を鞍上に迎えて、ふじの花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月17日、中2週で迎えた37戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、小瀬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた38戦目は、稲葉篤隆騎手を鞍上に迎えて、清流短距離特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた39戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、あやめ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月11日、中3週で迎えた40戦目は、雷鳥特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で椿山昭彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
12月23日、約5か月半の休み明けで迎えた41戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。
7歳（1991年）
2月3日、中5週で迎えた42戦目は、牧義成騎手を鞍上に迎えて、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月17日、中1週で迎えた43戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で牧義成騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシローツイツグからアタマ差の2着となった。
3月3日、中1週で迎えた44戦目は、A（荒尾ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で牧義成騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサマガジンに1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。
3月24日、中2週で迎えた45戦目は、開設63周年記念（荒尾ダート2150m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で牧義成騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月7日、中1週で迎えた46戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で牧義成騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。
4月28日、中2週で迎えた47戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で牧義成騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月12日、中1週で迎えた48戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で牧義成騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5月26日、中1週で迎えた49戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で牧義成騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月9日、中1週で迎えた50戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で牧義成騎手（8戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
7月14日、中4週で迎えた51戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で牧義成騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月28日、中1週で迎えた52戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で牧義成騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月25日、中3週で迎えた53戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で牧義成騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月15日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた54戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート1500m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月29日、中1週で迎えた55戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月27日、中3週で迎えた56戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。