ハクサンアマゾネス（2017年生、母オークヒルズ）

ハクサンアマゾネス（2017年3月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のシルポート（当時12歳）と交配したオークヒルズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は三木田牧場。2024年の百万石賞に勝利した他、2023年の兵庫サマークイーン賞(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

加藤和義厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2020年）

4月5日、デビュー戦は吉原寛人騎手を鞍上に据えて、3歳戦の令和2年度オープニング賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は465kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンディロンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月21日、中1週で迎えた2戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳A5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のアナハに2馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月17日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドンナフォルテに8馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

6月2日、中1週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞の石川ダービー（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のフジヤマブシをクビ差振り切って負け知らずの4連勝を決めた。

6月28日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定戦のタチアオイ賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（3戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラモアに9馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

7月28日、中3週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の加賀友禅賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（5戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のドンナフォルテに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月13日、中6週で迎えた8戦目は、倶利伽羅源平の郷賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（6戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定地方重賞のお松の方賞（金沢ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（7戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のジェネラルエリアに2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

12月6日、中5週で迎えた10戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のトウショウデュエルに4馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

4歳（2021年）

2月2日、中7週で迎えた11戦目は、早春賞（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（9戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したスターライトブルーを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3月4日、中3週で迎えた12戦目は、小杉亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定Jpn2のエンプレス杯（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

4月11日、中4週で迎えた13戦目は、地方重賞のJBCイヤー記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（10戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のファストフラッシュに4馬身の差をつけて1番人気に応えた。

5月4日、中2週で迎えた14戦目は、牝馬限定地方重賞の徽軫賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（11戦8勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったネオアマゾネスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた15戦目は、地方重賞の利家盃（金沢ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（12戦8勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のエイシンレーザーに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

6月15日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（13戦9勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファストフラッシュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月25日、中5週で迎えた17戦目は、地方重賞の北國王冠（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（14戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のファストフラッシュに2馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月3日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、Jpn1のJBCレディスクラシック（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（15戦11勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた19戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（16戦11勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマルカンセンサーに1馬身半の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

12月12日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉原寛人騎手（17戦12勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトップロイヤルに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5歳（2022年）

4月24日、約4か月半の休み明けで迎えた21戦目は、地方重賞の金沢スプリングカップ（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉原寛人騎手（18戦13勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったファストフラッシュに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月15日、中2週で迎えた22戦目は、地方重賞の利家盃（金沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で吉原寛人騎手（19戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のスギノグローアップに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月14日、中3週で迎えた23戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉原寛人騎手（20戦14勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のファストフラッシュに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月4日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた24戦目は、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で吉原寛人騎手（21戦15勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた25戦目は、牝馬限定地方重賞のお松の方賞（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で吉原寛人騎手（22戦15勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のシーアフェアリーに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月11日、中5週で迎えた26戦目は、地方重賞の中日杯（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で吉原寛人騎手（23戦16勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたヴェノム決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6歳（2023年）

3月14日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、桜暦特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったオヌシナニモノに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月9日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の金沢競馬移転50周年記念（北國新聞社後援）（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（24戦16勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエムティアンジェに5馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

5月7日、中3週で迎えた29戦目は、地方重賞の利家盃（金沢ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（25戦17勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトランスナショナルに7馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月4日、中3週で迎えた30戦目は、地方重賞の百万石賞（金沢ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（26戦18勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガムランに約15馬身の大差をつけて断然の支持に応えた。

7月14日、中5週で迎えた31戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（27戦19勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のジュランビルに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月5日、中7週で迎えた32戦目は、牝馬限定オープンの秋桜賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（28戦20勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた33戦目は、ポイントで馬券が買える楽天競馬特別（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（29戦20勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブラックワンダーに9馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

10月27日、中2週で迎えた34戦目は、牝馬限定戦の兵庫クイーンカップ（園田ダート1870m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で吉原寛人騎手（30戦21勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では異次元の末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のスマイルミーシャに3馬身の差をつけて勝利数を23に伸ばす

12月3日、中4週で迎えた35戦目は、中日杯（金沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のテトラルキアに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月27日、中2週で迎えた36戦目は、移転50周年記念金沢ファンセレクトカップオープン（ファン投票・記者選抜）（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（31戦22勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオヌシナニモノに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7歳（2024年）

4月9日、約3か月半の休養明けで迎えた37戦目は、スマホからポイントで投票!楽天競馬特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（3戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のガムランに7馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

5月4日、中3週で迎えた38戦目は、利家盃（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（32戦23勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエイシンアンヴァルに8馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

6月2日、中3週で迎えた39戦目は、百万石賞（金沢ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（33戦24勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダイヤモンドラインに7馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

7月12日、中5週で迎えた40戦目は、牝馬限定戦の兵庫サマークイーン賞（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉原寛人騎手（34戦25勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るアンティキティラを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

8月6日、中3週で迎えた41戦目は、牝馬限定戦の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉原寛人騎手（35戦26勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

9月5日、中3週で迎えた42戦目は、牝馬限定オープンの秋桜賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉原寛人騎手（36戦26勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったキャリックアリードに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月30日、中7週で迎えた43戦目は、牝馬限定戦の兵庫クイーンカップ（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉原寛人騎手（37戦26勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では異次元の末脚を爆発させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のスマイルミーシャに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。