ウイニングボール（2004年生、母オリオンフレンズ）

ウイニングボール（2004年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「勝利の球」。毛色は青鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時14歳）と交配したオリオンフレンズが15歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方49戦21勝2着6回。2009年のウインター争覇（P）(一般B以上ハンデ)に勝利した他、2009年のスプリング争覇(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

森山英雄厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（2007年）

3月2日、デビュー戦は島崎和也騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は518kg。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のブルートリポスを半馬身振り切って初白星を挙げた。

3月12日、中0週で迎えた2戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雪/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るローラングリフを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

3月28日、中1週で迎えた3戦目は、阪上忠匡騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

4月6日、連闘で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライズデスティニーに4馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

4月22日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦の慎也・由香誕生日記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のフラワーシーンをハナ差振り切って圧倒的人気に応えた。

5月1日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（3戦2勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の若鮎賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪上忠匡騎手（4戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で阪上忠匡騎手（5戦2勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で阪上忠匡騎手（6戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

7月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の槍ヶ岳賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で阪上忠匡騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で阪上忠匡騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で阪上忠匡騎手（9戦2勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のムクランマを半馬身振り切って5勝目を手にした。

9月11日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（10戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のコパノライジンを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

9月25日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（11戦3勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた16戦目は、3歳地方重賞の岐阜金賞（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（12戦3勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

11月8日、中3週で迎えた17戦目は、岐南町徳田ねぎ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（13戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒルノナタリーに3馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月28日、中2週で迎えた18戦目は、磨墨特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪上忠匡騎手（14戦4勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のムクランマに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月13日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で阪上忠匡騎手（15戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のコウメイグリーンをハナ差振り切って断然の支持に応えた。

4歳（2008年）

1月1日、中2週で迎えた20戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、ハッピーサンライズ（笠松ダート1600m 雪/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のスズカリーガルに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

1月10日、連闘で迎えた21戦目は、福寿草特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（16戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビクトリアスチアーに5馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

1月24日、中1週で迎えた22戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチョウスキスキに8馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

2月11日、中2週で迎えた23戦目は、旨い!卵かけご飯推進記念（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（17戦7勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアトラクティヴに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

2月25日、中1週で迎えた24戦目は、トサミズキ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンダードルフィンに3馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

3月26日、中3週で迎えた25戦目は、春暖特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（18戦8勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のシルクトワイライトを半馬身振り切って驚異の9連勝を決めた。

4月15日、中2週で迎えた26戦目は、一般B2（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（19戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、ゴールデンペガサスに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月21日、連闘で迎えた27戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（20戦9勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスキャターザダイヤを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

5月13日、中2週で迎えた28戦目は、鵜飼特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（21戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサムタイムレーターに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月10日、中1週で迎えた30戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（22戦10勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエーシンアクセランに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月8日、中3週で迎えた31戦目は、海津資材杯（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（23戦10勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

8月26日、中6週で迎えた32戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（24戦10勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

11月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から21kg増やして迎えた33戦目は、中山七里特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（2戦2勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた34戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（25戦10勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したパレスホークにハナ差届かず2着となった。

12月8日、中1週で迎えた35戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（26戦10勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな伸びを見せたが、オーリーテンに半馬身交わされて2着となった。

12月26日、中2週で迎えた36戦目は、スポーツニッポン杯（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阪上忠匡騎手（27戦10勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

5歳（2009年）

1月6日、中1週で迎えた37戦目は、一般B2（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪上忠匡騎手（28戦10勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のサンキンカミカゼを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

1月18日、中1週で迎えた38戦目は、千両特別（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で阪上忠匡騎手（29戦11勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマアポロに7馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

2月13日、中3週で迎えた39戦目は、ハンデ戦でオープンのウインター争覇（P）（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で阪上忠匡騎手（30戦12勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のミツアキタービンをクビ差振り切って勝利を手中に収めた。

2月26日、中1週で迎えた40戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で阪上忠匡騎手（31戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で阪上忠匡騎手（32戦13勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた42戦目は、地方重賞のスプリング争覇（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で阪上忠匡騎手（33戦13勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクインオブクインに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4月30日、中2週で迎えた43戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るケイアイカルディナを鮮烈な末脚で半馬身差し切って単勝一倍台の期待に応えた。

5月29日、中3週で迎えた44戦目は、ハンデ戦でオープンのローレル争覇（P）（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（34戦13勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた45戦目は、白山特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（35戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

9月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた46戦目は、鈴蘭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（3戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた47戦目は、長月特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は阪上忠匡騎手（36戦13勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、イタリアンオリーブに交わされて3馬身差の2着となった。

6歳（2010年）

1月7日、約3か月半の休養明けで迎えた48戦目は、新春特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪上忠匡騎手（37戦13勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

2月10日、中4週で迎えた49戦目は、初花月特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。