プライムオブライフ（1992年生、母ホワイトターキン）

プライムオブライフ（1992年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のターゴワイス（当時22歳）と交配したホワイトターキンが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は細川農場。戦績は、中央平地12戦0勝2着1回、地方37戦10勝2着5回。主な勝ち鞍は1996年の豊の国賞特別(B)。

経歴

デビュー前

松田博資厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

10月9日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

11月19日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

12月18日、中3週で迎えた4戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、4着に終わった。

3歳（1995年）

2月4日、中6週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい16着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた7戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた8戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ロングファルコンに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月30日、中4週で迎えた9戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は橋本美純騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

11月11日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた11戦目は、宮徹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/不良）に出走。17頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入った。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。

4歳（1996年）

1月6日、中5週で迎えた13戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、一般C5-2（高知ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月15日、連闘で迎えた14戦目は、一般C5-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北野真弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーサーシャネルから4馬身差の2着に敗北した。

3月16日、中4週で迎えた17戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で北野真弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5-3（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北野真弘騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中2週で迎えた19戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で北野真弘騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月30日、連闘で迎えた20戦目は、一般C4-6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で北野真弘騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカリッチからクビ差の2着となった。

5月6日、連闘で迎えた21戦目は、一般C4-9（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で北野真弘騎手（8戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた22戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のペールアトムに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月18日、連闘で迎えた23戦目は、吉田正寿騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユーバーラーゲンに5馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月31日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田正寿騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイゼンハルカに7馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月9日、連闘で迎えた25戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田正寿騎手（2戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のユーワボレロに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

9月21日、中1週で迎えた26戦目は、コスモス特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田正寿騎手（3戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンウイングから半馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中2週で迎えた27戦目は、英彦山賞（中津ダート1760m 雨/良）に出走。鞍上は下田雅晴騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のリュウフレッシュに8馬身の差をつけて5勝目を手に入れた。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、一般B（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のシンウイングに約12馬身の大差をつけて優勝

12月8日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた29戦目は、一般B（中津ダート1760m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーギャロップをハナ差制して優勝

12月23日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた30戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、豊の国賞特別（中津ダート1760m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシュンサクエースに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1997年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、中津大賞典（中津ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた32戦目は、ウインターカップ（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた33戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は下田雅晴騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウクロシオから4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中2週で迎えた34戦目は、豊後特別（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（5戦4勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた35戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のケンモンローに1馬身の差をつけて9勝目を挙げた。

4月14日、中2週で迎えた36戦目は、スプリングカップ（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下田雅晴騎手（7戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた37戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下田雅晴騎手（8戦5勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月12日、中1週で迎えた38戦目は、西日本スポ杯（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下田雅晴騎手（9戦5勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた39戦目は、笠田敏勝騎手を鞍上に迎えて、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のアブクマヒーローに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6月1日、中1週で迎えた40戦目は、一般B（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で笠田敏勝騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月20日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、大分県馬主会長賞特別（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は下田雅晴騎手（10戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンボリミサキから1馬身差の2着に敗北した。

8月2日、中1週で迎えた42戦目は、サマーカップ（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下田雅晴騎手（11戦5勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた43戦目は、サマーチャレンジカップ（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下田雅晴騎手（12戦5勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた44戦目は、豊の国賞（中津ダート1760m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で下田雅晴騎手（13戦5勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月19日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた45戦目は、オータムカップ（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下田雅晴騎手（14戦5勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月9日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた46戦目は、地方重賞の中津王冠（中津ダート2180m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下田雅晴騎手（15戦5勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月21日、中5週で迎えた47戦目は、耶馬渓賞（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で下田雅晴騎手（16戦5勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1998年）

1月4日、中1週で迎えた48戦目は、八面山賞（中津ダート1760m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で下田雅晴騎手（17戦5勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月31日、中3週で迎えた49戦目は、ウインターカップ（中津ダート1760m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で下田雅晴騎手（18戦5勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。