ウインハピネス（2015年生、母コスモフォーチュン）

ウインハピネス（2015年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋幸福」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時6歳）と交配したコスモフォーチュンが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。2021年の東海ゴールドカップ(地方重賞)に勝利した他、2021年の東海ゴールドカップを制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月4日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は494kg。15頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

12月16日、中5週で迎えた2戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

3歳（2018年）

4月17日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトウケイアインマルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月26日、中5週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず13着に終わった。

10月11日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、名古屋チャレンジカップマース賞（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月21日、中5週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、大和川特別（園田ダート1870m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のスズノアリュールに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4歳（2019年）

1月5日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は川又賢治騎手（1戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

2月2日、中3週で迎えた8戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

3月16日、中5週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（阪神ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5月21日、中8週で迎えた10戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、清流賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のデルマジンに9馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6月4日、中1週で迎えた11戦目は、飛水峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったモズオラクルに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

7月3日、中3週で迎えた12戦目は、半夏生特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったストロベリーキングをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、月見草特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモズオラクルに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月15日、中3週で迎えた14戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦2勝）。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったノブイチに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた15戦目は、晩夏特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のサンマルタイトルに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

9月13日、中1週で迎えた16戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったストーミーワンダーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、スムーズジャズにハナ差交わされて2着に甘んじた。

10月11日、中1週で迎えた18戦目は、東海クラウン（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシャドウチェイサーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

10月24日、中1週で迎えた19戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウエイワンマンに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

11月21日、中3週で迎えた20戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

5歳（2020年）

6月5日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、浅草賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のマイネルリノセロスに3馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

6月24日、中2週で迎えた22戦目は、コンサートボーイ賞（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリコーシーウルフに3馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月6日、中1週で迎えた23戦目は、夕凪賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るサンエイウイングを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

7月28日、中2週で迎えた24戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るニーマルティアラを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

9月7日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた25戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、長月の大井もSPAT4賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて先頭に躍り出て、最後は2着のゴーマイウェイに1馬身3/4の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、明日もエキサイティングリレー賞（大井ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

6歳（2021年）

6月28日、約9か月の休み明けで迎えた27戦目は、「ウマきゅん」賞（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（4戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

8月2日、中4週で迎えた28戦目は、トゥインクルバースデー賞（大井ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた29戦目は、サマーナイト賞（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は笹川翼騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた30戦目は、爽籟賞（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（6戦4勝）。12頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた31戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、サンタアニタトロフィートライアル（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

11月12日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したミラクルシップにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月17日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた33戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、イオノプシスオープン（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るイルティモーネを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

12月31日、中1週で迎えた34戦目は、地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るベニスビーチを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

7歳（2022年）

2月10日、中5週で迎えた35戦目は、地方重賞のウインター争覇（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた36戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた37戦目は、マグノリアオープン（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るライジングドラゴンを猛烈な末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を15に伸ばす

4月28日、中1週で迎えた38戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦3勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れ味光る末脚を披露したが、3着に終わった。

6月3日、中4週で迎えた39戦目は、アストロメリアオープン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（6戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るライジングドラゴンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

7月1日、中3週で迎えた40戦目は、アルプス特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大原浩司騎手（7戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のクインズダルビーに3馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

10月6日、約3か月の休養明けで迎えた41戦目は、地方重賞のオータムカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で大原浩司騎手（8戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月18日、中5週で迎えた42戦目は、東海クラウン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大原浩司騎手（9戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のナムラアラシに1馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月15日、中3週で迎えた43戦目は、クリスマスローズオープン（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で大原浩司騎手（10戦6勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアドマイヤムテキを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8歳（2023年）

3月23日、約3か月半の休養明けで迎えた44戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は12戦連続で大原浩司騎手（11戦7勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したロッキーブレイヴを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月13日、約7か月の休み明けで迎えた45戦目は、アンドロメダオープン（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で大原浩司騎手（12戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のストームドッグを3/4馬身振り切って久しぶりの実戦をモノにした。

11月8日、中3週で迎えた46戦目は、アレグロオープン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で大原浩司騎手（13戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のダルマワンサに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月31日、中7週で迎えた47戦目は、東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で大原浩司騎手（14戦9勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

9歳（2024年）

5月10日、約4か月半の休養明けで迎えた48戦目は、ぎふ長良川オープン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で大原浩司騎手（15戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

6月7日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた49戦目は、カンナオープン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で大原浩司騎手（16戦9勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

7月4日、中3週で迎えた50戦目は、あまのがわ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で大原浩司騎手（17戦9勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた51戦目は、待宵草特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で大原浩司騎手（18戦9勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた52戦目は、金風特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は20戦連続で大原浩司騎手（19戦9勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた53戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、キンモクセイオープン（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた54戦目は、オータムカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2018年10月18日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。