セイザンニッポン（1999年生、母リホープミッコ）

セイザンニッポン（1999年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナイスネイチャ（当時11歳）と交配したリホープミッコが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）渡邊牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方40戦11勝2着5回。2002年の時計台特別で2着に入った他、2002年の新緑特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、渡辺牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2001年）

4月26日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月26日、中8週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月23日、中7週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒメギミをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月26日、中4週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のクラエガオをクビ差制して勝利を手に入れた。

10月31日、中2週で迎えた6戦目は、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのエアジハード特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのサツカーボーイ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（7戦2勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2002年）

1月12日、中5週で迎えた9戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒梅賞（京都ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた10戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

4月10日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカツマサケンからハナ差の2着となった。

4月29日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、3歳地方重賞の春霞賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったサキノテンリュウから1馬身差の2着となった。

5月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳オープンの新緑特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（8戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた16戦目は、星野純一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの時計台特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったディーエスアローから9馬身差の2着となった。

8月7日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、3歳戦のデネブ特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で星野純一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

8月21日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のポラリス特別（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で星野純一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロカブスに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月17日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（門別ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた20戦目は、門別町LPガス（協）（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は星野純一騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた21戦目は、平松特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（10戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサキノサンダーに3/4馬身の差をつけて4勝目をつかんだ。

11月13日、中2週で迎えた22戦目は、レ・コードの湯特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は星野純一騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルリーダーに5馬身の差をつけて制した。

11月20日、連闘で迎えた23戦目は、新千歳特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（11戦3勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月23日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、山田崇史騎手を鞍上に迎えて、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のキャニオンヒーローに半馬身の差をつけて制した。

12月30日、連闘で迎えた25戦目は、福寿草特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田崇史騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスターメガミに半馬身の差をつけて7勝目をゲットした。

4歳（2003年）

1月14日、中1週で迎えた26戦目は、カトレア特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田崇史騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月10日、中3週で迎えた27戦目は、白梅特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田崇史騎手（3戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた28戦目は、雪割草特別（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山田崇史騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた29戦目は、レンギョウ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田崇史騎手（5戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月25日、中1週で迎えた30戦目は、ゆきやなぎ特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山田崇史騎手（6戦2勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。3着を確保した。

4月16日、中2週で迎えた31戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、日高獣医師会特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライプフルーツに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月30日、中1週で迎えた32戦目は、藻岩山特別（札幌(地)ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったトウショウムーヴから3馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中1週で迎えた33戦目は、池田ワイン城特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（12戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた34戦目は、宮の森特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた35戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた36戦目は、士別九十九特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（14戦3勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月22日、中1週で迎えた37戦目は、登別地獄祭り特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（15戦3勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた38戦目は、ミラ特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（16戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアイスリラーに4馬身の差をつけて9勝目を手にした。

8月19日、中1週で迎えた39戦目は、アルクトゥルス特別（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（17戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月30日、中5週で迎えた40戦目は、シャクシャイン特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（18戦4勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴーナウから3馬身差の2着となった。

10月15日、中1週で迎えた41戦目は、門別町建設協会特別（門別ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（19戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のバンバーイヤーに3/4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月29日、中1週で迎えた42戦目は、JA日胆青年部40周年記念特別（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（20戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のウルトラダンに2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

12月2日、中4週で迎えた43戦目は、名古屋チャレンジカップガイア賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田崇史騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。