ムーンバレイ（2001年生、母クリスザレディー）

ムーンバレイ（2001年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「外国のゴルフコース名（米　アリゾナ）」。毛色は栗毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時16歳）と交配したクリスザレディーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）長谷川牧場。戦績は、中央平地7戦1勝、地方41戦21勝2着4回。2007年の名古屋大賞典(Jpn3)で2着に入った他、2007年のサマーチャンピオン(ハンデJpn3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、長谷川牧場から「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場され、後藤繁樹によって3,675万円で落札された。

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

9月7日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

9月27日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌ダート1000m 小雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、目の覚めるような末脚を炸裂させて、最後は2着のミスアイリスに2馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月29日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた3戦目は、2歳G3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。

3歳（2004年）

11月27日、約13か月の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦1勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

4歳（2005年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島信二騎手（5戦1勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

2月6日、中4週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島信二騎手（6戦1勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に終わった。

3月28日、中6週で馬体重を前走から31kg増やして迎えた8戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B12（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウカミワザに2馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。

4月18日、中2週で迎えた9戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のパレスホークに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月2日、中1週で迎えた10戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエイヤンナカヤマに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

6月19日、中6週で迎えた11戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

5歳（2006年）

2月2日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉地学騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のイエスアイドゥーに6馬身の差をつけて久しぶりの実戦を物にした。

2月11日、連闘で迎えた13戦目は、バレンタイン賞（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアローリネージュに6馬身の差をつけて優勝

2月22日、中1週で迎えた14戦目は、一般B7（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（5戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のティーブライアンに2馬身の差をつけて優勝

3月16日、中2週で迎えた15戦目は、チューリップ特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフィールドクラウンに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

4月10日、中3週で迎えた16戦目は、大山桜特別（名古屋ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（7戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサンキンツヨシに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

4月24日、中1週で迎えた17戦目は、菜の花特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（8戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゲットゥザサミットに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

7月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、一般B2（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（9戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワタリアンバーに6馬身の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

8月11日、中4週で迎えた19戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉地学騎手（10戦10勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るキングスゾーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

8月25日、中1週で迎えた20戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で倉地学騎手（11戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のノボリダイナミックに2馬身半の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

9月27日、中4週で迎えた21戦目は、けいとう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で倉地学騎手（12戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のガッツホーラーに約15馬身の大差をつけて10連勝を達成した。

10月10日、中1週で迎えた22戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、秋明菊特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のクルセイズに3馬身の差をつけて連勝数を11に伸ばした。

10月25日、中1週で迎えた23戦目は、一般A4（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（13戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゴールドハートランに8馬身の差をつけて連勝数を12に伸ばした。

11月14日、中2週で迎えた24戦目は、名古屋チャレンジカップキューピット賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（14戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のワンダータイキに1馬身半の差をつけて連勝数を13に伸ばした。

11月29日、中1週で迎えた25戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（15戦15勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキジョージャンボに6馬身の差をつけて連勝数を14に伸ばした。

12月20日、中2週で迎えた26戦目は、G2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（16戦16勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

6歳（2007年）

1月3日、中1週で迎えた27戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1900m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（17戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レイナワルツにクビ差交わされて2着に甘んじた。

2月2日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（18戦16勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたウイニングウインド決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた29戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチャンストウライに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月28日、中4週で迎えた30戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（2戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、アルドラゴンに3/4馬身交わされて2着となった。

5月3日、中4週で迎えた31戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

7月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた32戦目は、S3のスパーキングサマーカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデJpn3のサマーチャンピオン（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（5戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（6戦2勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた35戦目は、地方重賞の笠松グランプリ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい6着に敗れた。

12月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7歳（2008年）

3月20日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg絞って迎えた37戦目は、Jpn3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田稔騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

9月5日、約5か月半の休み明けで迎えた38戦目は、アオツヅラフジ特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉地学騎手（19戦16勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた39戦目は、けやき特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田稔騎手（10戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では弾けるような伸びで猛進したが、サンキストゴールドに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月4日、中4週で迎えた40戦目は、サフラン特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（11戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキミガヨオーに6馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

11月19日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞の東海菊花賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（12戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るセンゲンゴローを上がり2位の末脚で半馬身差し切って順当に勝利した。

12月23日、中4週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた42戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（13戦4勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。

8歳（2009年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた43戦目は、ハンデ地方重賞の名古屋記念（名古屋ダート1900m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（14戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテーマミュージックに8馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

1月29日、中3週で迎えた44戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（15戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた45戦目は、地方重賞の梅見月杯（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田稔騎手（16戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

7月3日、約4か月半の休み明けで迎えた46戦目は、磯ノ木特別（名古屋ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で吉田稔騎手（17戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

7月23日、中2週で迎えた47戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、飛騨牛カップ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた48戦目は、ペリドットオープン（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。