ブラックファーム（1999年生、母ブラッククイン）
Black Farm
1999.03.22
ブラックファーム（1999年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のポリッシュネイビー（当時15歳）と交配したブラッククインが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は目黒牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方38戦11勝2着9回。2004年のブラッドストーンオープン(一般A1)に勝利した他、2004年のマイル争覇(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
竹地正樹厩舎（名古屋）へ入厩。
2歳（2001年）
9月17日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットホークに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。
10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月24日、中1週で迎えた3戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。
11月1日、連闘で迎えた4戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。最後はペアータッチと並んで2着同着となった。
11月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月4日、中2週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
12月30日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞のライデンリーダー記念（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。
3歳（2002年）
1月16日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月7日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
2月20日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月16日、中2週で迎えた11戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。
8月23日、約5か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（9戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のリジャイナに3/4馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。
10月3日、中3週で迎えた14戦目は、3歳（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（10戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメモリープロミスからクビ差の2着に惜敗した。
11月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた15戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（11戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のエヌテイロマンをクビ差制して3勝目を収める
11月14日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた16戦目は、一般B5（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインアクセスからクビ差の2着に甘んじた。
11月29日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットホークに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月6日、連闘で迎えた18戦目は、キンカン特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（14戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジェットホークに1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。
4歳（2003年）
1月3日、中3週で迎えた19戦目は、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のクライストストーリをアタマ差制して雨中の一戦を制した。
1月29日、中3週で迎えた20戦目は、地方重賞の名古屋競馬場開設記念（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（15戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般A5（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（16戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサーペンクィーンから半馬身差の2着に敗北した。
2月25日、中1週で迎えた22戦目は、名古屋チャレンジカップ バッカス賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（17戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったダークスワンから3/4馬身差の2着に敗北した。
3月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般A4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（18戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったラスベガスツアーから半馬身差の2着に敗北した。
4月9日、中3週で迎えた24戦目は、名古屋チャレンジカップ ネプチューン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（19戦4勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったバイオニックシチーから2馬身半差の2着となった。
4月18日、連闘で迎えた25戦目は、卯の花特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（20戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のトモシロメリーに3馬身の差をつけて7勝目を挙げた。
5月15日、中3週で迎えた26戦目は、志摩磯部特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（21戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
9月25日、約4か月半の休養明けで迎えた27戦目は、くすのき特別（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（22戦5勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月10日、中1週で迎えた28戦目は、蔵重浩一郎騎手を鞍上に迎えて、名古屋ジョッキーグランプリ第2戦（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。6着に敗れた。
10月29日、中2週で迎えた29戦目は、愛知県畜産特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（23戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月18日、中2週で迎えた30戦目は、名古屋チャレンジカップ プロメテウス賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（24戦5勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。最後はマルイチテイオーと並んで7着同着となった。
12月10日、中2週で迎えた31戦目は、寒牡丹特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（25戦5勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月24日、中1週で迎えた32戦目は、クリスマス特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（26戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルイチテイオーからクビ差の2着に惜敗した。
5歳（2004年）
1月3日、中0週で迎えた33戦目は、名古屋スプリント特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（27戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリープロミスをクビ差制して勝利を手中に収めた。
1月20日、中1週で迎えた34戦目は、ピラカンサ特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（28戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったクライストストーリからクビ差の2着に甘んじた。
1月29日、連闘で迎えた35戦目は、ナンテン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（29戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーサファイアに1馬身の差をつけて9勝目を奪取した。
2月13日、中1週で迎えた36戦目は、紅梅特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（30戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のマルイチテイオーをクビ差制して10勝目を達成した。
2月24日、中1週で迎えた37戦目は、地方重賞のマイル争覇（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（3戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。
3月26日、中3週で迎えた38戦目は、ブラッドストーンオープン（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のストロングライフに半馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
4月25日、中3週で迎えた39戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は丸野勝虎騎手（31戦8勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。
5月26日、中3週で迎えた40戦目は、エメラルドオープン（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（32戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。競走中止となった。