セイエイフジヤマ（1995年生、母エゾノホーク）

セイエイフジヤマ（1995年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時23歳）と交配したエゾノホークが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は大道秀男。戦績は、地方36戦13勝2着2回。主な勝ち鞍は2000年の岐阜ヤクルトカップ(一般B2 C1)。

経歴

デビュー前

岩崎幸紀厩舎（笠松）へ入厩。

3歳（1998年）

1月16日、デビュー戦は坂井薫人騎手を鞍上に据えて、4歳（笠松ダート800m 晴/不良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒメウララに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月12日、中3週で迎えた2戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイズミルイスに5馬身の差をつけて制した。

3月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月14日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

10月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

10月16日、中1週で迎えた6戦目は、4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で坂井薫人騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のマルタカタカマルに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月14日、中4週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で坂井薫人騎手（7戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

12月29日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で坂井薫人騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のヤマノクレッセントに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。

4歳（1999年）

1月25日、中3週で迎えた10戦目は、一般C3ト（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で坂井薫人騎手（9戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて悠々と抜け出し、最後は2着のセイシロパワーに4馬身の差をつけて優勝

3月2日、中4週で迎えた11戦目は、一般C3イ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で坂井薫人騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

11月4日、約8か月の休み明けで迎えた12戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で坂井薫人騎手（11戦5勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったオナガザメに詰め切れず、約11馬身差の2着となった。

12月12日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトキワカネナリに6馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

12月30日、中2週で迎えた14戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（12戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のガッツサニーオーに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2000年）

1月27日、中3週で迎えた15戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

2月24日、中3週で迎えた16戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（14戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイガーランナーに5馬身の差をつけて8勝目を手中に収めた。

3月10日、中1週で迎えた17戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた18戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（15戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のミリオンライコオーに3馬身の差をつけて9勝目を奪取した。

4月28日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（16戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るチェリールーブルを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って10勝目を達成した。

5月14日、中1週で迎えた20戦目は、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（17戦9勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月1日、中2週で迎えた21戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るガキダイショウを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす

6月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイチヨシファインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

7月10日、中2週で迎えた23戦目は、槍ケ岳特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（18戦9勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（19戦9勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったライデンペッカーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた25戦目は、岐阜ヤクルトカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井薫人騎手（20戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のウエストイーグルに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月11日、中3週で迎えた26戦目は、長月特別（笠松ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂井薫人騎手（21戦10勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた27戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井薫人騎手（22戦10勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に終わった。

10月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、神無月特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂井薫人騎手（23戦10勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

11月24日、中5週で馬体重を前走から24kg絞って迎えた29戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

12月13日、中2週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた30戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、畜産フェア特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた31戦目は、岐阜新聞杯（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂井薫人騎手（24戦10勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

6歳（2001年）

1月23日、中2週で迎えた32戦目は、一般B2 C1（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井薫人騎手（25戦10勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月30日、約4か月の休み明けで迎えた33戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般B3（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

7月12日、中5週で迎えた34戦目は、一般B6-9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

9月15日、中7週で迎えた36戦目は、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。