リージェントブラフ（1996年生、母サリーベル）

リージェントブラフ（1996年5月2日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時15歳）と交配したサリーベルが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）吉田ファーム。戦績は、中央平地42戦6勝2着7回、地方14戦3勝2着5回、海外1戦0勝。2002年のジャパンカップダート(G1)で2着に入った他、2002年の川崎記念(G1)に勝利するなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

デビュー前

大久保洋吉厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

9月13日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、5着に入り込んだ。

10月4日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。

10月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のレオトレンディを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月28日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

12月19日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

3歳（1999年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、S.サンダース騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

1月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でS.サンダース騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた9戦目は、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた10戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

3月7日、中1週で迎えた11戦目は、高橋智大騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月21日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高橋智大騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、5着に入り込んだ。

4月25日、中4週で迎えた13戦目は、4歳500万下（東京ダート1400m 晴/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋智大騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後はナイキアフリートと並んで2着同着となった。

5月15日、中2週で迎えた14戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高橋智大騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着に入った。

4歳（2000年）

1月8日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（7戦1勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったパワーズフォンテンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

1月23日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、逃げるホワイトチェイサーにクビ差届かず2着に惜敗した。

2月13日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（9戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジュビレーションをハナ差振り切って順当に勝利した。

2月27日、中1週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の鎌ケ谷特別（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るアサヒウイニングを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って3勝目をつかんだ。

3月12日、中1週で迎えた19戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上1600万下の遠州灘ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月1日、中2週で迎えた20戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の韓国馬事会杯（中山ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉田豊騎手（11戦3勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた21戦目は、5歳以上1600万下の丹沢ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（12戦3勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では印象的な伸び脚を見せたが、伸びてきたメジロアトラス決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

6月3日、中4週で迎えた22戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのブリリアントステークス（東京ダート2100m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

7月2日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の竜飛崎特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（13戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のスリーファニーをアタマ差振り切って4勝目を挙げた。

7月29日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上1600万下のTUF杯（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（14戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた25戦目は、オーガストステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は高橋智大騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月23日、中4週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のながつきステークス（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（15戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では圧巻の末脚を披露したが、3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上1600万下の赤富士ステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（16戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るタヤスアンティームを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月4日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のブラジルカップ（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（17戦5勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したゲイリーエクシードにアタマ差届かず2着に惜敗した。

12月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、師走ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（18戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、3着に終わった。

5歳（2001年）

1月8日、中3週で迎えた30戦目は、4歳以上1600万下のアレキサンドライトステークス（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（19戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のティエッチリボーに2馬身半の差をつけて6勝目を手中に収めた。

1月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた31戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（20戦6勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

3月14日、中6週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた32戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（21戦6勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のインテリパワーに1馬身の差をつけて初の重賞タイトルを獲得した。

4月22日、中5週で迎えた33戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（22戦7勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったスマートボーイに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月20日、中3週で迎えた34戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（23戦7勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

6月26日、中4週で迎えた35戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（24戦7勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったマキバスナイパーに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月27日、約4か月の休み明けで迎えた36戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（25戦7勝）。15頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、5着に入り込んだ。

11月24日、中3週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた37戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（26戦7勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた38戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で吉田豊騎手（27戦7勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では物凄い伸び脚で急追したが、勝ったトーホウエンペラーを半馬身捉え切れず2着となった。

6歳（2002年）

1月30日、中4週で迎えた39戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で吉田豊騎手（28戦7勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のハギノハイグレイドをアタマ差制して初のG1タイトルを手中に収めた。

2月17日、中2週で迎えた40戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で吉田豊騎手（29戦8勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた41戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で吉田豊騎手（30戦8勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月21日、中3週で迎えた42戦目は、ハンデG3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で吉田豊騎手（31戦8勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月19日、中3週で迎えた43戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/重）に59kgの斤量を背負って出走。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた44戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉田豊騎手（32戦8勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月4日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた45戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、G1のJBCクラシック（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月23日、中2週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた46戦目は、G1のジャパンカップダート（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は吉田豊騎手（33戦8勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したイーグルカフェを差し切れず、1馬身差の2着となった。

12月29日、中4週で迎えた47戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田豊騎手（34戦8勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7歳（2003年）

1月29日、中3週で迎えた48戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田豊騎手（35戦8勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したカネツフルーヴを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月23日、中3週で迎えた49戦目は、G1のフェブラリーステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田豊騎手（36戦8勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

3月26日、中3週で迎えた50戦目は、G2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田豊騎手（37戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したカネツフルーヴを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月29日、中4週で迎えた51戦目は、G2のオグリキャップ記念（笠松ダート2500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田豊騎手（38戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では弾けるように疾駆したが、勝ったカネツフルーヴに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

6月25日、中7週で迎えた52戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田豊騎手（39戦8勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月1日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた53戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 曇/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で吉田豊騎手（40戦8勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

11月29日、中3週で迎えた54戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で吉田豊騎手（41戦8勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた55戦目は、G2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で吉田豊騎手（42戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のプリエミネンスに1馬身半の差をつけて3つ目の重賞タイトルをつかんだ。

8歳（2004年）

2月4日、中5週で迎えた56戦目は、G1の川崎記念（川崎ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で吉田豊騎手（43戦9勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、3着に終わった。

3月27日、G1のドバイワールドカップ（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバダート2000m）に出走。鞍上は12戦連続で吉田豊騎手（44戦9勝）。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。