ハクバシラオイ（1993年生、母ギンガクラウン）

Hakuba Shiraoi

1993.06.09

ハクバシラオイ（1993年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のムクター（当時11歳）と交配したギンガクラウンが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠橋本牧場。戦績は、地方34戦17勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の笠松ジョッキーチャレンジ（P）(一般C1イ ハンデ)。

経歴

デビュー前

柳江俊明厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1995年）

8月4日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は410kg。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオグリトロメオに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた3戦目は、高木健騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミシノハラディンから3/4馬身差の1着2勝目を掴み取った。

12月12日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（3戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3歳（1996年）

8月13日、約7か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のデビューキャプテンに2馬身の差をつけて久方ぶりの一戦を制した。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（6戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、中4週で迎えた9戦目は、4歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のカウンテスローズに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

10月23日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1997年）

6月2日、約7か月半の休み明けで迎えた11戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（9戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカウンテスローズに5馬身の差をつけて休養明け初戦を制した。

6月18日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（10戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のロングリズムに2馬身の差をつけて6勝目をマークした。

7月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（11戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイティダンサーから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月16日、中3週で迎えた14戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミスターイヨンテイに6馬身の差をつけて7勝目を挙げた。

8月29日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（12戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコーリンビビアンに2馬身の差をつけて8勝目を手に入れた。

9月29日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（13戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（1998年）

6月18日、約8か月半の休養明けで迎えた17戦目は、一般C3 C4（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（14戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイジーハンターを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

7月26日、中4週で迎えた18戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（15戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニワノスズランに7馬身の差をつけて10勝目を達成した。

8月11日、中1週で迎えた19戦目は、一般C4イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（16戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のハシノベラドンナに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月18日、中4週で迎えた20戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（17戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るスワノフレームを別次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C3イ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（18戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るカシノジョオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

11月5日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（19戦12勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（20戦12勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったリンカーンシャトーに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月15日、中2週で迎えた24戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（21戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のライデンマッハを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

6歳（1999年）

1月10日、中3週で迎えた25戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、兼六園特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフジノスイトピーを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って勝利数を15に伸ばす

1月24日、中1週で迎えた26戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の笠松ジョッキーチャレンジ（P）（笠松ダート1800m 雨/重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るライデンガールを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利数を16に伸ばす

2月24日、中3週で迎えた27戦目は、うぐいす特別（笠松ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（22戦13勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したネクストヒーローを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

3月17日、中2週で迎えた28戦目は、弥生特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（23戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた29戦目は、名古屋タイムズ杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（24戦13勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

5月20日、中5週で迎えた30戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（25戦13勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月22日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた31戦目は、一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（26戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた32戦目は、大友勝利騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るラリックを鬼脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

7歳（2000年）

2月14日、中6週で迎えた33戦目は、野口正宏騎手を鞍上に迎えて、春望特別（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口正宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。