アイアムアブラザー（1995年生、母ブルージーンベイビー）
I Am a Brother
1995.03.18
アイアムアブラザー（1995年3月18日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のSlew o' Gold（当時15歳）と交配したブルージーンベイビーが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地25戦3勝2着6回、地方14戦1勝2着3回。1997年の福島3歳ステークス(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。
プロフィール
基本情報
- 通算成績
- 39戦4勝 [4-9-4-22/39]
- 総賞金国内
- 7,845万円
- 生年月日
- 1995年3月18日
- 出生国
- アメリカ合衆国
- 品種
- サラブレッド
- 性別
- 牡
- 毛色
- 鹿毛
- 厩舎
- 遠藤陸夫水沢
- 馬主
- 相場稔
- 生産者
- Fares Farms, Inc.
- 抹消情報
- 中央：2000年4月1日抹消
地方：2001年10月1日抹消
性質分析
- 距離適性
- コース適正
- 馬場適正
- 成長
- 馬体重
- 脚質
- 出脚
- 末脚
- スタミナ
- 出走回数
回収率
血統
概要
母のブルージーンベイビーは海外重賞1勝（米国ダ）。祖母のJones Time Machineは海外重賞1勝（米国ダ）。曾祖母のDaunt's Girlは海外2戦0勝。父のSlew o' Goldは海外G1・7勝（米国ダ[7勝]）。
近親馬
※活躍馬のみ。7代内クロス
| 種別 | 馬名 | クロス | 血量 |
|---|---|---|---|
| き | Pharamond＝Sickle | 6×7 | 2.34% |
| き | Bull Dog＝Sir Gallahad | 6*6×6 | 4.68% |
| きS | Striking＝Busher | 6*6 | 3.12% |
| 牡 | Polynesian | 6×5 | 4.68% |
| 牡 | Nasrullah | 6*6×5*5*6*6 | 12.5% |
| 牡 | Man o' War | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Blue Larkspur | 6*7×7 | 3.12% |
| 牡 | Ultimus | 6×7 | 2.34% |
| 牡 | Discovery | 7×6 | 2.34% |
| 牡 | Teddy | 7*7*7×6*7 | 4.68% |
| 牡 | John P. Grier | 7×7 | 1.56% |
| 牡 | Blenheim | 7×7*7 | 2.34% |
| 牡S | War Admiral | 5*7*7 | 4.68% |
| 牡S | Princequillo | 5*6 | 4.68% |
| 牡S | Equipoise | 7*7 | 1.56% |
| 牡M | Count Fleet | 5*6*7 | 5.46% |
| 牡M | American Flag | 6*7 | 2.34% |
| 牡M | Alibhai | 6*7 | 2.34% |
| 牝 | Myrtlewood | 7×6 | 2.34% |
| 牝M | La France | 7*7 | 1.56% |
血統分類
- サイアーライン
- シアトルスルー系
- ファミリーナンバー
- 14-a
レース成績
経歴
デビュー前
杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1997年）
10月4日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったヘイアンウインザーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。
10月19日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリッチモンドシチーをクビ差振り切って初勝利を挙げた。
11月16日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。
3歳（1998年）
1月11日、中7週で迎えた4戦目は、3歳G3の京成杯（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に終わった。
2月1日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下のカトレア賞（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で大外15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったエアジハードに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
2月21日、中2週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の春菜賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。
3月14日、中2週で迎えた7戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。
4月12日、中3週で迎えた8戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のローダンセ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したキーニシキにクビ差届かず2着に甘んじた。
5月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、4歳500万下の若鮎賞（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。
6月14日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、4歳以上500万下の基坂特別（函館芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したマンボカルテットを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
6月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（5戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のフェザンレーヴに2馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。
7月25日、中3週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下のHTB杯（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（6戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、抜け出したタガノインバレルにアタマ差届かず2着に惜敗した。
8月9日、中1週で迎えた13戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の室蘭特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。
9月13日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、4歳以上900万下の江戸川特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
10月3日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
11月1日、中3週で迎えた16戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の河口湖特別（東京ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタイキラビリンスにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。
4歳（1999年）
2月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。
8月29日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。
9月18日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。
10月16日、中3週で迎えた20戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の狭山湖特別（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。
10月24日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではにじり寄るように前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のマッケンロイヤルをクビ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。
11月7日、中1週で迎えた22戦目は、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のTVKテレビ賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。
12月4日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、5着に終わった。
5歳（2000年）
1月5日、中4週で迎えた24戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。
1月29日、中2週で迎えた25戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。
6月19日、約4か月半の休み明けで迎えた26戦目は、草地保隆騎手を鞍上に迎えて、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったグローバルゴットから3馬身差の2着となった。
7月16日、中3週で迎えた27戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の栗駒賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた28戦目は、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた29戦目は、G3のクラスターカップ（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に終わった。
9月11日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は草地保隆騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のハイフレンドピュアに半馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
10月22日、中5週で迎えた31戦目は、駒ケ岳賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草地保隆騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。
11月5日、中1週で迎えた32戦目は、地方重賞のOROカップ（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で草地保隆騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。
12月3日、中3週で迎えた33戦目は、地方重賞の早池峰賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で草地保隆騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。
6歳（2001年）
5月13日、約5か月半の休養明けで迎えた34戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で草地保隆騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴッドスピードから2馬身半差の2着となった。
5月28日、中1週で迎えた35戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で草地保隆騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた36戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で草地保隆騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンダーライデンから2馬身差の2着となった。
6月25日、中1週で迎えた37戦目は、一般A1（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で草地保隆騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月21日、中3週で迎えた38戦目は、一般A1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で草地保隆騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月29日、中9週で迎えた39戦目は、一般A1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で草地保隆騎手（10戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。