ダイワテキサス（1993年生、母ローブデコルテ）

ダイワテキサス（1993年4月2日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトロメオ（当時13歳）と交配したローブデコルテが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハシモトファーム。戦績は、中央平地53戦11勝2着9回。2000年の中山記念(G2)に勝利した他、1998年のオールカマー(G2)を制するなど、重賞5勝を挙げた。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

7月16日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず8着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったエアグルーヴに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

3歳（1996年）

3月9日、約7か月半の休養明けで迎えた3戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

3月24日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝2200m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

4月21日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で増沢由貴子騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のアタゴムテキに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

6月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のロベリア賞（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のトウキョウオンドに1馬身1/4の差をつけて優勝

6月30日、中3週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、3歳G3のラジオたんぱ賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

4歳（1997年）

1月25日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、5歳以上900万下の大島特別（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は増沢由貴子騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下の早春賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、4着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の潮来特別（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたタヤストップ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月15日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の房総特別（中山芝2500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったエーピーランドにねじ伏せられて4馬身差の2着に敗北した。

4月5日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上900万下の鹿島特別（中山芝2500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（5戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に敗れた。

5月3日、中3週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の陣馬特別（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

6月15日、中5週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大塚栄三郎騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアイショウユーを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて3勝目をゲットした。

7月19日、中4週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の信濃川特別（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大塚栄三郎騎手（8戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では閃光の如き末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の阿賀野川特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大塚栄三郎騎手（9戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したガールスカウトにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月20日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上900万下の習志野特別（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大塚栄三郎騎手（10戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、抜け出したホーセズネックに半馬身届かず2着に敗れた。

5歳（1998年）

5月9日、約7か月半の休養明けで迎えた20戦目は、5歳以上900万下の朝日岳特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で大塚栄三郎騎手（11戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったコンロッドに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

5月24日、中1週で迎えた21戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下のリバーテムズ賞（東京芝1800m 雨/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るクロシェットノエルを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を挙げた。

6月20日、中3週で迎えた22戦目は、5歳以上1600万下の福島競馬場開設80周年記念安達太良ステークス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のダイワオーシャンに2馬身半の差をつけて順当に勝利した。

7月18日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上1600万下の日本海ステークス（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のエーピーランドに7馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8月9日、中2週で迎えた24戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のスガノオージをクビ差振り切って4連勝で初の重賞タイトルを掴み取った。

9月20日、中5週で迎えた25戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のダイワオーシュウに1馬身半の差をつけて5連勝で2つ目の重賞タイトルを掴み取った。

6歳（1999年）

3月14日、約6か月の休養明けで迎えた26戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦4勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったキングヘイローに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

8月22日、約5か月半の休養明けで迎えた27戦目は、G2の札幌記念（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（5戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

9月19日、中3週で迎えた28戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（6戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた29戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。17頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず9着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた30戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7歳（2000年）

1月5日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、ハンデG3の中山金杯（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（7戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた32戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

2月27日、中4週で迎えた33戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G2の中山記念（中山芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアメリカンボスを3/4馬身振り切って3つ目の重賞タイトルを掴み取った。

3月26日、中3週で迎えた34戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、G2の日経賞（中山芝2500m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

5月14日、中6週で迎えた35戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の新潟大賞典（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に敗れた。

6月11日、中3週で迎えた36戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、G3のエプソムカップ（東京芝1800m 雨/不良）に出走。15頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアメリカンボスに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月9日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデG3の七夕賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月6日、中3週で迎えた38戦目は、G3の関屋記念（福島芝1700m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリワードニンファを3/4馬身振り切って4つ目の重賞タイトルをゲットした。

8月27日、中2週で迎えた39戦目は、ハンデG3の新潟記念（中山芝2000m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモンレーブに1馬身3/4の差をつけて5つ目の重賞タイトルを手に入れた。

10月29日、中8週で迎えた40戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦2勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた41戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（8戦4勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月24日、中3週で迎えた42戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（9戦4勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

8歳（2001年）

1月21日、中3週で迎えた43戦目は、G2のアメリカジョッキークラブカップ（中山芝2200m 外回り晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

2月25日、中4週で迎えた44戦目は、G2の中山記念（中山芝1800m 晴/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は蛯名正義騎手（10戦4勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

5月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた45戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（5戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたミッキーダンス決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

6月24日、中3週で迎えた46戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、G1の宝塚記念（阪神芝2200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

8月5日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた47戦目は、G3の関屋記念（新潟芝1600m 外回り晴/良）に61kgの斤量を背負って出走。鞍上は北村宏司騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた48戦目は、ハンデG3の新潟記念（新潟芝2000m 外回り雨/良）に59kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（7戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた49戦目は、G2のオールカマー（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（8戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた50戦目は、G2の毎日王冠（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月28日、中2週で迎えた51戦目は、G1の天皇賞（秋）（東京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた52戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた53戦目は、G1の有馬記念（中山芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。