モンドクラッセ（2011年生、母クッキーキティ）

モンドクラッセ（2011年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「世界の最高格付け（仏）」。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時14歳）と交配したクッキーキティが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はサンコウ牧場。2016年の東海ステークス(G2)で2着に入った他、2016年のエルムステークス(G3)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

12月7日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は516kg。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（2014年）

1月18日、中5週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、マイネルヴェルトにクビ差交わされて2着に惜敗した。

2月17日、中3週で迎えた3戦目は、G.ブノワ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したノーブルプラネットにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、4着に終わった。

4月12日、中3週で迎えた5戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

7月20日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゲンパチケンザンに約13馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の桑園特別（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイタルフォルムに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4歳（2015年）

6月6日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、アールプロセスに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の日野特別（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい8着に敗れた。

8月15日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタマモネイヴィーに8馬身の差をつけて順当に勝利した。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下のポプラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のメイショウスミトモに3馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

10月4日、中4週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で3歳以上1600万下の内房ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（3戦3勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、後続との差を2馬身以上確保して、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のミヤジタイガに5馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

11月8日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた13戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 小雨/不良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（4戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はガス欠状態になり7着に敗れた。

5歳（2016年）

1月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた14戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、G2の東海ステークス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では印象的な伸び脚で猛進したが、アスカノロマンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

2月21日、中3週で迎えた15戦目は、G1のフェブラリーステークス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

6月25日、約4か月の休養明けで迎えた16戦目は、大沼ステークス（函館ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のビービーバーレルに3馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

8月14日、中6週で迎えた17戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

10月4日、中6週で迎えた18戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、Jpn3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

11月6日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた19戦目は、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、4着に入った。

12月4日、中3週で迎えた20戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、G1のチャンピオンズカップ（中京ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

6歳（2017年）

1月29日、中7週で迎えた21戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

2月25日、中3週で迎えた22戦目は、総武ステークス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一寸刻みに前との差を詰めて、最後は2着のピオネロを半馬身振り切って7勝目を手に入れた。

4月15日、中6週で迎えた23戦目は、G3のアンタレスステークス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり15着に敗れた。

8月13日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月20日、中4週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた25戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のオーバルスプリント（浦和ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

11月5日、中6週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた26戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、G3のみやこステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はタレてしまい14着に終わった。

12月10日、中4週で迎えた27戦目は、G3のカペラステークス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

7歳（2018年）

1月28日、中6週で迎えた28戦目は、G3の根岸ステークス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた29戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの大和ステークス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた30戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの千葉ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

8月12日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

10月21日、中9週で迎えた32戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、アンライバルド賞（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

11月4日、中1週で迎えた33戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の黒潮マイルチャンピオンシップ（高知ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた34戦目は、オパール特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた35戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、ターコイズ特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンキャクハーバーに5馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

12月15日、中1週で迎えた36戦目は、横浜特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったティアップリバティに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた37戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケンキャクハーバーに8馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

8歳（2019年）

1月20日、中2週で迎えた38戦目は、ジャニュアリー特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（4戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた39戦目は、地方重賞の黒潮スプリンターズカップ（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた40戦目は、アメジスト特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったキクノグラードに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた41戦目は、アクアマリン特別（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナムラバンザイに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。

3月31日、中3週で迎えた42戦目は、地方重賞の御厨人窟賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた43戦目は、内原野公園特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた44戦目は、桜づつみ公園特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したデルマキミノナハにクビ差届かず2着となった。

5月18日、中2週で迎えた45戦目は、吉野川特別（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた46戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のサクラシュトロームに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

6月22日、中1週で迎えた47戦目は、白髪山特別（高知ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（12戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月6日、中1週で迎えた48戦目は、奈半利川特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（13戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のボーントゥレインを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月21日、中1週で迎えた49戦目は、一般A3（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で倉兼育康騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月10日、約3か月半の休み明けで迎えた50戦目は、ふたたびどうも特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で倉兼育康騎手（15戦4勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた51戦目は、一般A3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で倉兼育康騎手（16戦4勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた52戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、高知県山茶花特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月21日、中1週で迎えた53戦目は、一般A3（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（17戦4勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したピースフルリバティを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

12月31日、中0週で迎えた54戦目は、大晦日も高知競馬特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（18戦4勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデルマキミノナハに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

9歳（2020年）

1月12日、中1週で迎えた55戦目は、ガーネット特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったスリラーインマニラに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月26日、中1週で迎えた56戦目は、ジャニュアリー特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（19戦5勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた57戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、長浜特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

4月19日、中9週で迎えた58戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（20戦5勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた59戦目は、一般A2（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（21戦5勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のピオネロに1馬身の差をつけて勝利数を14に伸ばす

6月21日、中4週で迎えた60戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、ヴァンセンヌ賞（高知ダート1600m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた61戦目は、一般A2（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（22戦6勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた62戦目は、塚本雄大騎手を鞍上に迎えて、一般A2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた63戦目は、一般A2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（23戦6勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた64戦目は、一般A2（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

2020年9月25日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。