ヘイハチプリンセス（2006年生、母ホットスポット）

ヘイハチプリンセス（2006年2月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋王女」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤボス（当時9歳）と交配したホットスポットが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は榊原敏明。戦績は、中央平地14戦0勝、地方73戦15勝2着5回。2008年のゴールドウィング賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、榊原敏明から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、山内鈴子から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

今津勝之厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2008年）

8月8日、デビュー戦は清家義徳騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュゴールド（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず3着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のダイナマイトボディに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月17日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、2歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るキッポーメダリストを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけてファンの支持に応えた。

10月2日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールド（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のダイナマイトボディに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月24日、中2週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

3歳（2009年）

1月2日、中9週で迎えた6戦目は、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は清家義徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の白鳥特別（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で清家義徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳戦のはやぶさ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で清家義徳騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のスプリングカップ（名古屋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で清家義徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の駒鳥特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で清家義徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で清家義徳騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた12戦目は、3歳戦の大鷲特別（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で清家義徳騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦のつばめ特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で清家義徳騎手（8戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた14戦目は、3歳オープンのまる顔天然系朝倉美保来場記念（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で清家義徳騎手（9戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

7月21日、中6週で迎えた15戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、メジロベイリー賞（門別ダート1200m 雨/重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

8月8日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず14着に終わった。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた18戦目は、3歳戦のほととぎす特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田稔騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦の雷鳥特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田稔騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた20戦目は、3歳戦のキジバト特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田稔騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた21戦目は、一般C6（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエイコウトップに2馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

11月20日、中1週で迎えた22戦目は、浜菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

12月27日、中4週で迎えた23戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では速い脚を使えず16着に終わった。

4歳（2010年）

1月30日、中4週で迎えた24戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず12着に終わった。

8月15日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた25戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月31日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から22kg戻して迎えた26戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

12月19日、中6週で迎えた27戦目は、加藤士津八騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず12着に終わった。

5歳（2011年）

2月6日、中6週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の香春岳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では決め手に欠いて15着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた29戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は西田雄一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月3日、中9週で迎えた30戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

7月30日、中3週で迎えた31戦目は、3歳以上500万下の寺泊特別（新潟芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

10月30日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた32戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中6週で迎えた33戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、5着に入り込んだ。

6歳（2012年）

1月15日、中3週で迎えた34戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

3月10日、中7週で迎えた35戦目は、4歳以上500万下の刈谷特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

4月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた36戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4月16日、連闘で迎えた37戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、おおぐま座特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた38戦目は、牡牛座特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿原翔騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた39戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柿原翔騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月18日、約3か月の休養明けで迎えた40戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のセトノジェネシスに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

9月1日、中1週で迎えた41戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワインハウスに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中1週で迎えた42戦目は、一般C2-2（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゲインを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って断然の支持に応えた。

9月29日、中1週で迎えた43戦目は、松本梨奈生誕記念特別（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて、最後は2着のヒトリューブンに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月14日、中1週で迎えた44戦目は、越知町大樽の滝特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したエンプレスラブを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた45戦目は、一般C1-3（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のハルカノタカに7馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

11月10日、中1週で迎えた46戦目は、奥物部べふ峡特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリョウマクンに2馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

11月24日、中1週で迎えた47戦目は、キラメッセ室戸特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイニングゴールドを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って断トツ人気に応えた。

12月16日、中2週で迎えた48戦目は、馬路村の魚梁瀬特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（7戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったリワードブライトンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7歳（2013年）

1月1日、中1週で迎えた49戦目は、お年玉特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西川敏弘騎手（8戦6勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

1月21日、中2週で迎えた50戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で西川敏弘騎手（9戦6勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のモルフェキープオフに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

2月2日、中1週で迎えた51戦目は、土佐巻き特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したグランデセイフウを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月16日、中1週で迎えた52戦目は、塩タタキ特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた53戦目は、山中悠希騎手を鞍上に迎えて、きびなごの天ぷら特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた54戦目は、はりまや盃（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた55戦目は、城山公園の桜特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で別府真衣騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた56戦目は、土佐茶特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（10戦7勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた57戦目は、スピカ特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた58戦目は、英雄中岡慎太郎特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（11戦7勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた59戦目は、NFC発足記念特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（12戦7勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた60戦目は、卓ちゃん誕生日特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（13戦7勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月29日、中1週で迎えた61戦目は、土佐清水めじかの里特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（14戦7勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた62戦目は、ヴェガ特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は別府真衣騎手（6戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた63戦目は、よさこい鳴子踊り特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（15戦7勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた64戦目は、一般B2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（16戦7勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したニシノファスリエフに半馬身届かず2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた65戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、室戸海洋深層水特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた66戦目は、大川筋武家屋敷特別（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた67戦目は、久礼大正町市場特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（17戦7勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた68戦目は、一般B3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（18戦7勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた69戦目は、一般B3（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（19戦7勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた70戦目は、県民の森工石山特別（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（20戦7勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のロマンタッチを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月16日、中1週で迎えた71戦目は、土佐勤王の志士特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西川敏弘騎手（21戦8勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた72戦目は、北川村のゆず特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西川敏弘騎手（22戦8勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた73戦目は、一般B3（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で西川敏弘騎手（23戦8勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた74戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、福山競馬ありがとう特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

8歳（2014年）

1月1日、連闘で迎えた75戦目は、初夢特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐原秀泰騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた76戦目は、日野太一騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第2戦（高知ダート1400m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したディンプルにハナ差届かず2着となった。

2月1日、中1週で迎えた77戦目は、一般B3（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（24戦8勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のメイショウアサギリを3/4馬身振り切って勝利数を14に伸ばす

3月1日、中3週で迎えた78戦目は、唐人駄場の巨石群特別（高知ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（25戦9勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

4月28日、中7週で迎えた79戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のキーリブラに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月26日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた80戦目は、北国の春全国大会レース（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた81戦目は、わかさぎレース（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた82戦目は、胆沢城あやめ祭りレース（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた83戦目は、折爪岳ヒメボタルレース（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

7月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた84戦目は、いろはす賞（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた85戦目は、前沢夏まつりレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菅原辰徳騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた86戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で菅原辰徳騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた87戦目は、JBCイヤーカウントダウン50（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で菅原辰徳騎手（8戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。