マイネルバローネ（2014年生、母キョウエイタキオン）

マイネルバローネ（2014年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋男爵（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時15歳）と交配したキョウエイタキオンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2017年の秋麗特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宮内牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって1,350万円で落札された。

ラフィアンターフマンクラブにて総額2,000万円（20万×100口）で一口馬主が募集された。

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

8月7日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。18頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

9月3日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2017年）

4月29日、約8か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた5戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

8月9日、中9週で迎えた6戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のロードミュートスに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の素敵な馬友との出会いに感謝（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のリバースシンキングをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

9月20日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦の鴻巣川幅日本一賞（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

10月17日、中3週で迎えた9戦目は、秋麗特別（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させて、最後は2着のミラクルゲートに4馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月8日、中6週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、除月賞（船橋ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

4歳（2018年）

1月1日、中2週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、初日の出特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、まきのごはんパワーカップ（船橋ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

2月15日、中3週で迎えた13戦目は、春告鳥特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（5戦3勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に敗れた。

3月25日、中4週で迎えた14戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、春分特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた15戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、陽春特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のユヅルノオンガエシに1馬身の差をつけて勝利をモノにする

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、仲春特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

5月20日、中3週で迎えた17戦目は、青葉特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月3日、中1週で迎えた18戦目は、麦秋特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた19戦目は、夏至特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったアークマイニングに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、深緑特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は山本聡哉騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた22戦目は、盛岡舟っこ流し特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のユイノムテキをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

8月27日、中1週で迎えた23戦目は、初秋特別（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた24戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン14 秋分特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

10月7日、中1週で迎えた25戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、寒露特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた26戦目は、菊花特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた27戦目は、霜月特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた28戦目は、もみの木特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

5歳（2019年）

7月8日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた29戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、早坂高原賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

8月12日、中2週で迎えた31戦目は、新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

8月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた32戦目は、田瀬湖賞（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月1日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた33戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のバイクミリオンに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本涼人騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた35戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本涼人騎手（6戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシャークを凄まじい末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて7勝目を手に入れた。

10月14日、中1週で迎えた36戦目は、楽天競馬賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で塚本涼人騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャークにクビ差届かず2着に甘んじた。

10月27日、中1週で迎えた37戦目は、一般B1二（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（7戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のイスラドラーダに8馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月11日、中1週で迎えた38戦目は、ペガスス賞（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（8戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したマリーグレイスにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月7日、中3週で迎えた39戦目は、クリスマスローズ賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（9戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた40戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、復興祈念夢あふれる未来へ（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたヴェリイブライト決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6歳（2020年）

1月5日、中1週で迎えた41戦目は、ゴールデンジョッキーズシリーズ第3戦（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったエンドゲームに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

3月21日、約2か月半の間隔を開けて迎えた42戦目は、ミモザ賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（8戦2勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた43戦目は、ラベンダー賞（水沢ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（9戦2勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた44戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（10戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラバウターマンを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って9勝目を奪取した。

5月5日、中1週で迎えた45戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見せ場なく4着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた46戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（11戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のモズリュウオウをアタマ差振り切って10勝目を達成した。

6月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、アレキサンドライト賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（12戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた48戦目は、滝観洞賞（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（13戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた49戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1900m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（14戦5勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

7月12日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた50戦目は、早坂高原賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったウインアライバルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月27日、中1週で馬体重を前走から15kg戻して迎えた51戦目は、復興祈念夢あふれる未来へ（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（15戦5勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

8月17日、中2週で迎えた52戦目は、晩夏特別（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（16戦5勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた53戦目は、処暑特別（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（10戦2勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた54戦目は、白露特別（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた55戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、野分特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

10月11日、中1週で迎えた56戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、初雁特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい7着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた57戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた58戦目は、ブリーダーズ・スタリオン特別（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（11戦2勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた59戦目は、寒椿特別（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（17戦5勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月31日、中2週で迎えた60戦目は、歳末特別（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

7歳（2021年）

3月15日、約2か月半の間隔を開けて迎えた61戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（18戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のナリタゴールドに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月27日、中1週で迎えた62戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（8戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた63戦目は、一般C1四（水沢ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（19戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のゴチソウサンをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

5月3日、中2週で迎えた64戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（20戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力のある伸びを見せたが、伸びてきたコウギョウネルソン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中1週で迎えた65戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（21戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた66戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた67戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B2三（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場なく7着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた68戦目は、一般B2四（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた69戦目は、カウスアウストラリス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（22戦7勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

8月3日、中1週で迎えた70戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた71戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月5日、中6週で迎えた72戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（23戦7勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた73戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（24戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るパトロンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月2日、中1週で迎えた74戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（25戦8勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

11月16日、中1週で迎えた75戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（26戦8勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた76戦目は、おかえり水沢競馬奥馬の会賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（27戦8勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた77戦目は、一般B2（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で山本聡哉騎手（28戦8勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた78戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で山本聡哉騎手（29戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8歳（2022年）

3月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた79戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた80戦目は、ブッシュローズ賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。