ニッシングリン（2001年生、母レディーム）

ニッシングリン（2001年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋緑」。毛色は栗毛。種牡馬のピルサドスキー（当時9歳）と交配したレディームが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方80戦24勝2着11回。2006年の東海ゴールドカップ(ハンデ地方重賞)に勝利した他、2006年の兵庫クイーンカップ(牝地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

梅内忍厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

5月30日、デビュー戦は高野容輔騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は422kg。17頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に終わった。

6月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

7月3日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は一杯になって13着に終わった。

8月10日、中4週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた4戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイヨベールに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月16日、連闘で迎えた5戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマイヨベールに1馬身半の差をつけて2勝目を獲得した。

9月12日、中3週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた6戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で端勝成騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のスガオをアタマ差振り切って3勝目を獲得した。

9月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳A4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で端勝成騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスガオに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

10月24日、中3週で迎えた8戦目は、3歳A3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で端勝成騎手（4戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で端勝成騎手（5戦4勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

11月14日、連闘で馬体重を前走から5kg戻して迎えた10戦目は、牝馬限定の一般C3-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で端勝成騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアエノベアハートを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2-8（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で端勝成騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

12月5日、連闘で迎えた12戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2 13（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、メップダッシュにハナ差交わされて2着に甘んじた。

12月13日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は端勝成騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中2週で迎えた14戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C1-7（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るミズホイナリを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

1月28日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた15戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、一般B13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2月11日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた16戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B15 C3（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般B14 C3（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサンガッディスをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

3月25日、中1週で迎えた19戦目は、アザレア特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた20戦目は、淡墨桜特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた21戦目は、一般B9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るゼンノスラヴィックを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて7勝目をマークした。

5月31日、中1週で迎えた23戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、揖斐川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサクレットライブを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

6月21日、中2週で迎えた24戦目は、花しょうぶ特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のローヤルシンデレラに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月10日、中2週で迎えた25戦目は、JA岐阜南杯（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るエンペラータイムを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

7月24日、中1週で迎えた26戦目は、海津資材杯（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のサツマオゴジョを3/4馬身振り切って怒涛の5連勝を決めた。

8月19日、中3週で迎えた27戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（3戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオグリスキーを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

11月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた28戦目は、牝馬限定地方重賞のTCKディスタフ（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく14着に終わった。

11月24日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた29戦目は、平湯賞（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクリアーストーンを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月14日、中2週で迎えた30戦目は、初雪特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は山田順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクリュウアラシを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

5歳（2006年）

1月24日、中5週で迎えた31戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般A6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマルカクールに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月8日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた32戦目は、牝馬限定戦の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は山田順一騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

3月7日、中3週で迎えた33戦目は、一般A6（笠松ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテツノセレクトに1馬身半の差をつけて勝利数を14に伸ばす

4月5日、中3週で迎えた34戦目は、房の国オープン（船橋ダート1600m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山田順一騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず10着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた35戦目は、一般A5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（6戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るラブグレースを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を15に伸ばす

5月17日、中2週で迎えた36戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（7戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のゼンノサンタアニタに1馬身半の差をつけて勝利数を16に伸ばす

5月31日、中1週で迎えた37戦目は、長良川特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（8戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミステクノに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月14日、中1週で迎えた38戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中2週で迎えた39戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、雷鳥特別（笠松ダート1800m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスカイウイングに6馬身の差をつけて勝利数を18に伸ばす

8月1日、中3週で迎えた40戦目は、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカゴヤコスモスに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月16日、中1週で迎えた41戦目は、地方重賞のくろゆり賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた42戦目は、JBCカウントダウン50（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（3戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジノテンビーに5馬身の差をつけて勝利数を20に伸ばす

10月8日、中3週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた43戦目は、G2の京都大賞典（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（4戦3勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

11月15日、中4週で迎えた44戦目は、牝馬限定地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のチヨノドラゴンに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月6日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた45戦目は、総の国オープン（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（6戦4勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

12月31日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた46戦目は、ハンデ地方重賞の東海ゴールドカップ（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンダイオーを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。

6歳（2007年）

2月7日、中4週で迎えた47戦目は、地方重賞の兵庫牝馬特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたチヨノドラゴン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

3月15日、中4週で迎えた48戦目は、地方重賞のマーチカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（9戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

4月6日、中2週で迎えた49戦目は、地方重賞のスプリング争覇（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（10戦8勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた50戦目は、地方重賞のオグリキャップ記念（笠松ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は山田順一騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

8月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた51戦目は、葉月特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（11戦8勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた52戦目は、高原特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は山田順一騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた53戦目は、オータムカップ（笠松ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた54戦目は、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田順一騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったボリュームアップに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月12日、中1週で迎えた55戦目は、東海クラウン（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（12戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた56戦目は、虎渓山特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（9戦5勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のテンカタイヘイに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月29日、中2週で迎えた57戦目は、いろり火特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（10戦6勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7歳（2008年）

1月14日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた58戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のウェルカム2008賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

2月22日、中5週で迎えた59戦目は、一般C1四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた60戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた61戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた62戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に終わった。

5月15日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた63戦目は、かがり火特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（13戦8勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた64戦目は、長良川特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた65戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立ち、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、セイウンドリームにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

7月9日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた66戦目は、一般A4（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は東川公則騎手（11戦6勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた67戦目は、あじめ峡特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（12戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた68戦目は、立秋特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（13戦6勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンマルカムに1馬身の差をつけて勝利数を24に伸ばす

8月28日、中1週で迎えた69戦目は、高原特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったミツアキタービンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中3週で迎えた70戦目は、長月特別（笠松ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（14戦7勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月16日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた71戦目は、絵馬特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（15戦7勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったケイアイカールトンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月26日、中5週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた72戦目は、古太尽特別（笠松ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は山田順一騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

12月10日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた73戦目は、師走特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山田順一騎手（10戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったフィンマックールに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

12月31日、中2週で迎えた74戦目は、大晦日特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（16戦7勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

8歳（2009年）

1月9日、連闘で迎えた75戦目は、若竹特別（笠松ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（17戦7勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた76戦目は、カトレア短距離特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（18戦7勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエーシンアクセランに詰め切れず、2馬身差の2着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた77戦目は、アメジスト特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（19戦7勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目立つような脚を使えず3着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた78戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、うぐいす特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず7着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた79戦目は、春蘭特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月10日、中3週で迎えた80戦目は、笠置特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（20戦7勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた81戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた82戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、初夏特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた83戦目は、木曽川特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

7月22日、中7週で迎えた84戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、あじめ峡特別（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。