クールシナリオ（2007年生、母ゴールデンフォーチューン）

クールシナリオ（2007年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋脚本」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時22歳）と交配したゴールデンフォーチューンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）出口牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方43戦9勝2着9回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

坂本勝美厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2010年）

5月9日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月26日、中6週で迎えた2戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた3戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

8月15日、中3週で迎えた4戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月5日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったワコーパラドックスからクビ差の2着に甘んじた。

9月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の福山・高知連携勝海舟シリーズ八戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のフォークダンスに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオパールエンプレスから2馬身半差の2着に敗北した。

10月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のチェリッシュに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月6日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニーロイヤルに半馬身の差をつけて制した。

11月14日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で三村展久騎手（7戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた13戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の佳奏3才お誕生日記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の福山・高知連携中岡慎太郎シリーズ五戦（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は三村展久騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったリワードタルカンから2馬身差の2着となった。

4歳（2011年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、福山・高知連携高杉晋作シリーズ三戦（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（9戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月22日、中2週で迎えた16戦目は、福山・金沢冬期交流オープニング記念（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は松井伸也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般C7（福山ダート1130m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（10戦3勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C8（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、福山・高知連携龍馬シリーズ九戦（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（12戦3勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた20戦目は、一般C6（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で三村展久騎手（13戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルサンラヴィータをクビ差制して勝利を手中に収めた。

4月17日、中3週で迎えた21戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三村展久騎手（14戦4勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C1五（福山ダート1130m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で三村展久騎手（15戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三村展久騎手（16戦4勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のホワイトモンスターに半馬身の差をつけて5勝目をつかんだ。

5月23日、中1週で迎えた24戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた25戦目は、片桐正雪騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1三（福山ダート1130m 曇/重）に出走。鞍上は松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のテールバインダーをクビ差制して6勝目をマークした。

6月26日、中1週で迎えた27戦目は、福山・高知連携円福寺シリーズ六戦（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

7月11日、中1週で迎えた28戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユノピカソから3馬身差の2着となった。

7月25日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセイカソラミルから2馬身差の2着となった。

8月7日、中1週で迎えた30戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（5戦1勝）。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサゴドライヴから2馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた31戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1130m 雨/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

9月5日、中1週で迎えた32戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミサゴドライヴに1馬身半の差をつけて7勝目を掴み取った。

9月19日、中1週で迎えた33戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた34戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた35戦目は、福山・荒尾フレンドリー騎手交流第6戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた36戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、福山・荒尾フレンドリー騎手交流第18戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったウーシエンダーからクビ差の2着に甘んじた。

11月20日、中1週で迎えた37戦目は、ファンタジスタカップ第1戦（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月11日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラフレシアボルトから1馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた39戦目は、一般C1一（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で楢崎功祐騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のテールバインダーに1馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2012年）

1月9日、中1週で迎えた40戦目は、一般B3二（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で楢崎功祐騎手（7戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月26日、中6週で迎えた41戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったフェドゥネージュから3馬身差の2着に敗北した。

3月12日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1二（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のパートナーラブに3/4馬身の差をつけて9勝目を手に入れた。

3月25日、中1週で迎えた43戦目は、「おはようモーニングとく戦」（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は三村展久騎手（17戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に沈んだ。

4月15日、中2週で迎えた44戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた45戦目は、薫風マイル（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた46戦目は、一般B3二（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。