ヴォルテックス（2007年生、母グレイスアショカ）

ヴォルテックス（2007年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタヤスツヨシ（当時15歳）と交配したグレイスアショカが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は落合一己。戦績は、地方58戦15勝2着13回。2013年の神楽月オープンで2着に入った他、2013年の総の国オープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

石井勝男厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2009年）

10月30日、デビュー戦は林幻騎手を鞍上に据えて、2歳（船橋ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は465kg。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3歳（2010年）

4月15日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、忙しいペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーキュートを3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の強い精神力で懸命に走り抜いたが、ミッキーサイレンに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月8日、中4週で迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のロケットハニーに5馬身の差をつけて制した。

6月21日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、抜け出したビターチョコにクビ差届かず2着に甘んじた。

7月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の西瓜特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦2勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセブンワンダーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗れた。

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のナイスレイン特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で林幻騎手（7戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のナイスホイップ特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で林幻騎手（8戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

12月6日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、一般C1五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で林幻騎手（9戦2勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

12月21日、中1週で迎えた11戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で林幻騎手（10戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のモエレスラッガーに3馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

4歳（2011年）

1月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1五六（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で林幻騎手（11戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナムラジョイを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

1月26日、中1週で迎えた13戦目は、猛虎特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で林幻騎手（12戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったサマースピードをクビ差捉え切れず2着に甘んじた。

3月2日、中4週で迎えた14戦目は、春麗特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で林幻騎手（13戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシャドウフィクサーに1馬身半の差をつけて制した。

4月25日、中7週で迎えた15戦目は、芝桜特別（浦和ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で林幻騎手（14戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

5月6日、中1週で迎えた16戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般B3二（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスマートジョーカーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月6日、中3週で迎えた17戦目は、オープス中郷賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では卓出した伸び脚で急追したが、抜け出したカシマリュウジンを差し切れず、1馬身差の2着となった。

6月22日、中1週で迎えた18戦目は、集真藍特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したキタサンエンペラーを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月18日、約5か月の休養明けで迎えた19戦目は、三里塚特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

12月8日、中2週で迎えた20戦目は、フェイスフルサドル特別（船橋ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた21戦目は、南天特別（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るコスモアイボリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5歳（2012年）

1月11日、中2週で迎えた22戦目は、フレンドリーブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（6戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、5着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた23戦目は、春告鳥特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（7戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したスタープロフィットを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。

3月14日、中4週で迎えた24戦目は、桜月特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本橋孝太騎手（8戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では超凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。

4月5日、中2週で迎えた25戦目は、玄鳥特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で本橋孝太騎手（9戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したレオエンブレムを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

5月1日、中3週で迎えた26戦目は、新緑特別（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で本橋孝太騎手（10戦1勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて、最後は2着のセントマーチに1馬身半の差をつけて7勝目を手に入れた。

5月28日、中3週で迎えた27戦目は、ハンデ戦のエメラルド特別（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で本橋孝太騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、トーホウペッグにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月4日、約3か月半の休み明けで迎えた28戦目は、伏姫特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で本橋孝太騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月26日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた29戦目は、佐倉牧特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で本橋孝太騎手（13戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るラムセスジュベリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利をモノにする

10月11日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた30戦目は、ハンデ戦の神無月特別（浦和ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で本橋孝太騎手（14戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハートゴールドに2馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月30日、中2週で迎えた31戦目は、養老特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は16戦連続で本橋孝太騎手（15戦4勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったスズリスペクトにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中2週で迎えた32戦目は、ハンデ戦の霜月特別（浦和ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で本橋孝太騎手（16戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のドラゴンキラリに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

12月20日、中3週で迎えた33戦目は、ウインターイルミネーション賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で本橋孝太騎手（17戦5勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るドリームストライドを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて制した。

6歳（2013年）

1月25日、中4週で迎えた34戦目は、ガーネット賞（大井ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は19戦連続で本橋孝太騎手（18戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた35戦目は、ハンデ戦の野島崎特別（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で本橋孝太騎手（19戦6勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の春分の日特別（浦和ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は21戦連続で本橋孝太騎手（20戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月2日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、文月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で本橋孝太騎手（21戦6勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のバックトゥジエースを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

8月20日、中6週で迎えた38戦目は、夕刊フジ葉月賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で本橋孝太騎手（22戦7勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のドラゴンウィスカーに2馬身の差をつけて勝利数を13に伸ばす

9月3日、中1週で迎えた39戦目は、デイリー長月杯（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で本橋孝太騎手（23戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るガイエスブルクを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

10月31日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた40戦目は、神楽月オープン（船橋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は25戦連続で本橋孝太騎手（24戦9勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したタマモスクワートにクビ差届かず2着に甘んじた。

12月3日、中4週で迎えた41戦目は、総の国オープン（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で本橋孝太騎手（25戦9勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

7歳（2014年）

1月3日、中3週で迎えた42戦目は、S3の報知オールスターカップ（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で本橋孝太騎手（26戦9勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた43戦目は、多摩川オープン（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で本橋孝太騎手（27戦9勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた44戦目は、ハンデ戦のアメジストカップ（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は29戦連続で本橋孝太騎手（28戦9勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月1日、約4か月半の休み明けで迎えた45戦目は、’14スパーキングサマーチャレンジ（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は30戦連続で本橋孝太騎手（29戦9勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

12月31日、約6か月の休養明けで迎えた46戦目は、ハンデ戦でオープンのおおとりオープン（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は31戦連続で本橋孝太騎手（30戦9勝）。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

8歳（2015年）

1月30日、中3週で迎えた47戦目は、町制施行60周年記念開成町特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は32戦連続で本橋孝太騎手（31戦9勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた48戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、駿麗賞（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた49戦目は、ハンデ戦の梅花賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（32戦9勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた50戦目は、柏の葉オープン（船橋ダート1600m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（33戦9勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

4月29日、中6週で迎えた51戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ジョッキーズバトル洋一カップ第2戦（高知ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた52戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、立夏特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハリマヤヨサコイを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて久方ぶりに勝利を挙げた。

5月24日、中2週で迎えた53戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、向暑特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた54戦目は、吉本隆記騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（高知ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた55戦目は、フルーツトマト特別（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉本隆記騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた56戦目は、明日は夜さ恋フェスティバル特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉本隆記騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったバーチャルトラックに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた57戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、よさこい祭り特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。5頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

8月30日、中3週で迎えた58戦目は、別府真衣騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の建依別賞（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。