エコロデュエル（2019年生、母クラリネット）

エコロデュエル（2019年5月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+決闘」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時7歳）と交配したクラリネットが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2023年の京都ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)に勝利した他、2023年の障害3歳以上オープン(障害3歳以上オープン)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

1月23日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1800m 雨/重）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で富田暁騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月24日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。17頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、サイモンバロンにクビ差交わされて2着となった。

6月5日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のハイエスティームをクビ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

9月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で石川裕紀人騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月12日、中7週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（5戦1勝）。15頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は減速してしまい14着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた10戦目は、横山琉人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2400m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に敗れた。

4歳（2023年）

5月7日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内雨/不良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月28日、中2週で迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のグランシャークに約14馬身の大差をつけて勝利を手に入れた。

7月22日、中7週で迎えた13戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で草野太郎騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のホシルミエールに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月16日、中7週で迎えた14戦目は、阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で草野太郎騎手（3戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月11日、中7週で迎えた15戦目は、京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で草野太郎騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサゲンキに半馬身の差をつけて優勝

12月23日、中5週で迎えた16戦目は、中山大障害（中山障害芝4100m 晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で草野太郎騎手（5戦3勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

5歳（2024年）

3月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、阪神スプリングジャンプ（阪神障害芝3900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で草野太郎騎手（6戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルグロンから7馬身差の2着となった。

4月13日、中4週で迎えた18戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月13日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた19戦目は、東京ハイジャンプ（東京障害芝3110m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジューンベロシティから2馬身差の2着となった。