イブカファースト（1988年生、母シロイイナズマ）

イブカファースト（1988年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のハッピープログレス（当時10歳）と交配したシロイイナズマが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は松田アツ子。戦績は、中央平地2戦0勝、地方46戦15勝2着7回。主な勝ち鞍は1993年のりんどう賞(C)。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

7月29日、デビュー戦は芹沢純一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず16着に終わった。

11月12日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドウッドホースから1馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のコバンスキーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月23日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の3歳優駿（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（1991年）

1月22日、中3週で迎えた6戦目は、4歳（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川口道助騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったグッドウッドホースから1馬身半差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川口道助騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川口道助騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノウルフから2馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のやまなみ賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川口道助騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月15日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川口道助騎手（7戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で川口道助騎手（8戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた12戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で川口道助騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月8日、中1週で迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で川口道助騎手（10戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のシマノムテキに4馬身の差をつけて制した。

4歳（1992年）

1月4日、中3週で迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は12戦連続で川口道助騎手（11戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったトキワマンサクから1馬身差の2着に敗北した。

1月14日、中0週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で川口道助騎手（12戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川口道助騎手（13戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のトモノコバンに1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

2月18日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川口道助騎手（14戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったドウカンアンサーから半馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は16戦連続で川口道助騎手（15戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は17戦連続で川口道助騎手（16戦3勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月12日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は18戦連続で川口道助騎手（17戦3勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月15日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は19戦連続で川口道助騎手（18戦3勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったオオショウブルボンから半馬身差の2着となった。

12月7日、中2週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で川口道助騎手（19戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスリークラフトに2馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

12月20日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は21戦連続で川口道助騎手（20戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサインパルに5馬身の差をつけて制した。

5歳（1993年）

1月4日、中1週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で川口道助騎手（21戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のカグラショウリに4馬身の差をつけて6勝目をマークした。

1月24日、中2週で迎えた25戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で川口道助騎手（22戦6勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のイブキリーダーに3馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

2月8日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で川口道助騎手（23戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッピーカペラに2馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月15日、中4週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は25戦連続で川口道助騎手（24戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のリニアーフレックスに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月11日、中3週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は26戦連続で川口道助騎手（25戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のアツナイキングをクビ差制して圧巻の7連勝を決めた。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は27戦連続で川口道助騎手（26戦10勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のナカトップヒーローに1馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

5月31日、中4週で迎えた30戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は28戦連続で川口道助騎手（27戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニックエンペラーに4馬身の差をつけて驚異の9連勝を決めた。

6月14日、中1週で迎えた31戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は29戦連続で川口道助騎手（28戦12勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパコネクションに1馬身の差をつけて10連勝を達成した。

7月19日、中4週で迎えた32戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は30戦連続で川口道助騎手（29戦13勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターノベンバーから1馬身差の2着に敗北した。

11月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、とびうめ特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は31戦連続で川口道助騎手（30戦13勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーアセイルに1馬身の差をつけて久々の一戦を物にした。

12月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は32戦連続で川口道助騎手（31戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のディプロマットに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

12月17日、中1週で迎えた35戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は33戦連続で川口道助騎手（32戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（1994年）

1月4日、中2週で迎えた36戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は34戦連続で川口道助騎手（33戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中9週で迎えた37戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた38戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（34戦15勝）。8頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた39戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（35戦15勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた40戦目は、山下慎一騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月15日、中6週で迎えた41戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下慎一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた42戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（36戦15勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1995年）

1月5日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた43戦目は、FM中九州特別（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で川口道助騎手（37戦15勝）。8頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月13日、連闘で迎えた44戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川口道助騎手（38戦15勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた45戦目は、菅原雅文騎手を鞍上に迎えて、岩手県騎手招待特別（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた46戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（39戦15勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた47戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた48戦目は、つばき特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川口道助騎手（40戦15勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。