北九州短距離ステークス

レース展開

デトロイトテソーロが隊列を引き連れる展開、2番手を追走するスティクスとビオグラフィー

前に出たのはデトロイトテソーロ。後続との差を1馬身ほど確保して馬群を引っ張っていく。2番手にスティクスとビオグラフィーが並ぶ。その後ろ、マイネルジェロディとボンボヤージが4番手の好位につける。先団後ろのポジションにいるのはカイザーメランジェ、ヴェントヴォーチェ、ローレルアイリスら3頭。その1馬身後ろ、ロードベイリーフ、ロードアクア、メイショウミモザらは中団前め。ショウナンバビアナとダイメイフジは中団後方の位置取り。後方7番手で腰を据えて折り合いに専念するのはビリーバー、ダディーズビビッド、ラヴィングアンサーら3頭。後方2番手の位置で脚を溜めるのはメイショウケイメイ。殿にアスコルターレがいる隊列で最初のコーナーを通過。

北九州短距離S、ビオグラフィーが持ち前の自在性を活かしたソツのない内容で5勝目をゲット

先頭はデトロイトテソーロでリードは1馬身。2番手にロードベイリーフ、カイザーメランジェ、スティクス、ビオグラフィーらが続く。その後ろ、ボンボヤージが6番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースを迎えて、先行勢のカイザーメランジェやロードベイリーフが一杯になって後退する中、依然として先頭で粘り続けるデトロイトテソーロ。そのまま押し切るかに見えたが、2番手にいたビオグラフィーが生得の持久力で渋太く末脚を持続させてデトロイトテソーロを交わすと、最後はクビ差先着して勝利を手に入れた。2着のデトロイトテソーロからアタマ差の3着には、中団前目の位置からゴールまでジワジワと伸びた1番人気のマイネルジェロディが入った。そこからクビ差遅れた4着には、中団で直線を迎えたヴェントヴォーチェが入線、さらに1馬身差の5着には、12番手にいた17番人気のビリーバーが食い込み、さらにそこから3/4馬身差の6着にはラヴィングアンサーが入った。2番人気のダディーズビビッドは後方3番手にいたがあとひと伸びが足りず10着に敗れた。