第49回 アルゼンチン共和国杯 (G2)

レース展開

ドリームセーリングが後続を率いる形、2番手に続くコスモラピュタ

ドリームセーリングが先手を奪う恰好となり、リードを1馬身ほど保って一団を引っ張っていく。単独の2番手にコスモラピュタが続く。少し間隔を置いて、カワキタコマンドが3番手の絶好位につける。その後ろ、ナムラクレセントとゴールデンハインドは好位をキープ。先団後ろのポジションにいるのはトレイルブレイザー。その1馬身後ろ、ネコパンチ、フォゲッタブル、カリバーンらは中団前目。ポルカマズルカは中団馬群のちょうど真ん中を追走。コスモヘレノスは中団後方の位置。その直後、ビートブラックが12番手。アブソリュートは後方6番手に控えて他馬の出方をうかがう。キングトップガンは後方5番手に控えて機を待つ。その2馬身以上後ろ、後方5番手で腰を落ち着けて折り合いに専念するのはイケドラゴンとオウケンブルースリ。少し離れたシンガリにピエナファンタストとトウカイトリックがいる隊列で最初のコーナーを通過。

アルゼンチン共和国杯、トレイルブレイザーが自慢の先行力を駆使した好位追走のスタイルで初の重賞タイトルをゲット

先頭はドリームセーリングでリードは体半分。2番手にコスモラピュタとカワキタコマンドが続く。そのあと、トレイルブレイザーが4番手。1馬身離れて、ナムラクレセント、ネコパンチ、カリバーンらが5番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、絶好位にいたトレイルブレイザーがとてつもない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は後続に1馬身1/4の差をつけて勝利を掴んだ。2着には、中団後方の位置から矢のような伸び脚で追い上げた1番人気のオウケンブルースリが続き、2着と3馬身差の3着には、2番手の位置から天稟の敢闘精神でゴールまで力走したカワキタコマンドが入った。そこから1馬身3/4遅れた4着には、先行勢の後ろで直線を迎えたカリバーンが入線、さらにハナ差の5着には、中団前目にいた2番人気のビートブラックが食い込み、さらにそこからハナ差の6着にはキングトップガンが入った。