五月特別

レース展開

エンテレケイアが隊列を引っ張る形、その直後にアウストロが取り付く

エンテレケイアが端をきる形となり、後続との差を1馬身ほどキープしてレースを牽引。単独の2番手にアウストロが続く。そのあと、イデアミラーグロが3番手の絶好位につける。先団後ろのポジションにいるのはブラックオパール。その1馬身後ろ、シーサーペントは中団前目。メンコイボクチャンは中団馬群のど真ん中を追走。ビヨンドボーダーズは中団後方の位置。その後ろ、ウタマロが8番手。ヴァヴィロフは後方4番手で虎視眈々と機を待つ。後方3番手で腰を据えて折り合いをつけるのはクラーベドラド。後方2番手の位置でじっとしているのはビナサクセス。しんがりにルクバーがいる隊列で最初のコーナーを通過。

五月特別、エンテレケイアが古馬の底力を見せる様な堂々たる走りで6勝目を掴み取る

先頭はエンテレケイアでリードは1馬身。単独の2番手にブラックオパールが続く。そのあと、アウストロが3番手。1馬身離れて、シーサーペントが4番手。このような先行勢の隊列で、最終コーナーを通過した。

直線コースに入り、先頭をひた走る2番人気のエンテレケイア。そのままエンテレケイアが持久力に富んだ末脚で粘り込み、最後はグイグイと追い迫ったアウストロをクビ差で封じて勝利を収めた。2着のアウストロから2馬身半差の3着には、2番手の位置からじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったブラックオパールが入った。そこから1馬身遅れた4着には、中団後方で直線を迎えた10番人気のビナサクセスが入線した。1番人気のシーサーペントは先行勢の後ろにいたが見せ場なく5着に敗れた。